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「2018中国・上海静安国際彫塑展覧会」87点の作品が登場

原稿発送の期日:2018-10-01

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(記者 黄競競/撮影 余儒文)見慣れた「シティフォックス」の代わり、「逆立ちトラック」は静安彫塑公園に設けられた。9月20日、2018中国・上海静安国際彫塑展覧会(JISP)は開幕し、多くの国々からの芸術家40人が彫塑作品を58組延べ87点展示した。展覧会は12月20日まで続いていく予定である。陸暁棟、陳永弟などの静安区指導者たちは開幕式に立ち会った。

 

2008年の第1回彫塑展覧会が行なわれた以来、「静安国際彫塑展覧会」がビエンナーレという形式で催され、この度が5回目となった。十年来、「JISP」は国際レベル、中国のハイエンドな「公共芸術」展覧会に位置付けられ、国際トップレベルの彫塑作品を導入しただけではなく、中国の公共芸術家や作品を海外に進出させた。今年の彫塑展覧会は「ボーダーレスシティ」をテーマに、「都市が栄え、未来がボーダーレスになる」願望を表した。この度の展覧会の展示物の数量、参加した芸術家や国の数は、前の4回より多かった。今回の会場もさらに拡大し、静安彫塑公園を主な会場に、大寧公園と市北ハイテク産業団地を延伸会場にして、また彫塑公園芸術センターでインテリア展覧会を設けられた。

 

「逆立ったトラック」はオーストリアの芸術家であるエルビン・ブルム(Erwin Wurm)がオーストリアを代表して2017年の「ヴェネツィア・ビエンナーレ」(Venice Biennale)に参加するために作った作品である。見学者は階段に登り、黒くて狭い箱を通り抜けてトップの観光プラットフォームに着くことができる。主催側の紹介により、エルビン・ブルムは「1分間の彫塑」で全世界の注目を集め、彫塑への伝統的な定義に挑戦し、また芸術と日常生活との境を打ち抜いた。今回展示された『静眺地中海』は「1分間の彫塑」シリーズ作品の一つであり、上海の見学者に新しい視野を広げると見込まれる。

 

「遅刻した宇宙飛行士」は今回の展覧会に面白さとストーリー性を増やした。オランダ人芸術家のヨセフ・クリバンスキーに創られ、「2016ヴェネツィア・ビエンナーレ」で栄光に輝いていたこの作品は今、オランダのアムステルダムで展示中のため、一ヵ月後に上海で展示される予定である。「夢想家自画像」と名付けられたこの作品は、ただ椅子の背もたれに支えられて宇宙に漂っている宇宙飛行士を主体にする。この椅子は有名な画家であるゴッホの寝間の中の椅子をモデルとして描いたもので、見覚えがあるのもおかしくない。宇宙飛行士は向日葵の盆栽を足の上にのせてバランスを取れた。椅子は向日葵の根を象徴する。この芸術家は活気に溢れて咲いている向日葵でゴッホに敬意を表す。

 

今度の展覧会はハイテク技術とニューメディアの運用においても、見所がある。中国の新顔である馮晨がもたらしてきた『光の後ろ』は「ルーバー」という芸術手段を使って、映像の中の視覚と聴覚の等時性を分析してみて、「一体、自分の感覚は信じられるものか、あるいは私たちをミスリードしているのか」と見学者を考えさせた。ハロワー(Harrower)の彫塑作品『頭頭是道』は色々な頭のアルミ鋳型でできたものである。頭たちはそれぞれ陶酔、疑惑や驚きの表情を見せ、このアメリカ人の芸術家のユーモアを表した。

 

開幕の1日前、上海静安国際彫塑展覧会公共芸術フォーラムが行われた。スペイン、オランダ、アメリカや中国などの国々からの大勢の芸術家たちは自分の考えを述べ、公共芸術について自分なりの見方を話した。今回のフォーラムは「ボーダーレスシティ」をテーマにして、「彫塑展覧会の未来」や「公共芸術がどのように都市の品質を高めるか」などの問題を巡って、芸術と都市の発展との深い関係や未来のトレンドを共に検討した。


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