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市北病院が人工知能による近視予防技術を学校内で活用

原稿発送の期日:2019-03-02

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■取材・文 彭旭卉/通信員 喩文龍

本紙によると、21日午後、外の寒さは耐えられないぐらいが、上海市共康中学校の教室では暖かさが溢れていた。それは、市北病院眼科の医者さんの5人は上海で年越しをする共康中学校のチベット族の200人近くの生徒のために、屈折、眼底などの眼科検査を無料で行い、チベット族の生徒に新年の「健康プレゼント」を贈ったからである。

市北病院眼科の陳吉利主任によると、今回の無料診療では子供たちに眼部への全面的な検査を行うため、IOLマスター、眼底カメラ、屈折検査装置、非接触眼圧測定器などの先進的な眼科医療機器が利用された。そして今回の無料診療についてもう一つ注目すべきなのは、Airdoc人工知能による眼底スクリーニング検査と人工知能による近視予防・抑制の新技術を採用し、チベット族の生徒のために眼底スクリーニング検査と近視の予防・抑制を行ったことである。陳吉利氏は「人工知能技術による近視の予防・抑制は、児童・青少年の視力の発展傾向を予測できる。即ち、毎年の通常屈折検査結果とビッグデータとの比較を通じて、遺伝的素因、生活環境、目の利用習慣に基づく人工知能視力発展傾向の予測結果を児童・青少年近視患者に提供し、近視への精確な予防・抑制を実現できる」と表明した。

記者は無料診療の現場で、チベット族の生徒たちが検査の番を待つために行列に並び、眼科の医者さんが真剣に検査しているのを目にした。午後3時から夜8時まで、眼科検査を受けたチベット族の子供が201人に達した。共康中学校の校長兼書記の李勁氏によると、これらの2018級新入生はチベットのラサ、シガツェ、山南、ニンティ、ナクチュ、ガリ、チャムドの7つの地区から来ており、その中の30%が農牧区の生徒である。5時間余りの検査を経て、これらの生徒の目に関する健康データが市北病院の国家級眼科ビッグデータレントゲン写真閲覧センターのプラットフォームに表示された。その結果では、これらのチベット族の中学1年生の16.85%は視力正常と初歩的に判定したが、57.06%の生徒に中・重度の視力不良などの問題があり、更なる診療と関与が必要であることが示された。

また陳吉利氏は「次のステップとして、フォローアップサービスを実施し、その後の診療と予防・抑制を徹底させる」と述べ、今回の診療は市北病院と共康中学校間の初めての協力成果で、今後はチベット族の生徒のために1年ごとに1回の検査を行い、人工知能による眼底スクリーニング検査技術を用いて眼底疾患をスクリーニング検査するほか、近視予防・抑制のため、生徒向けの屈折発育ファイルを作成することで、これらのチベット族の子供たちが上海で勉強する間における目の保健活動を積極的にやり遂げ、学校をも、遠く離れた保護者をも安心させたいと表明した。

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