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2018上海静安現代劇バレーニュース素材原稿

原稿発送の期日:2018-05-09

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励ましながら前進 夢を抱えながら出航

2018上海静安現代劇バレーは間もなく幕を開ける

 

2018上海静安現代劇バレーは5月の5日から23日まで上海で開催されることになる。今年の上海静安現代劇バレーは「初心を忘れず、先人の業を継ぎ、前途を開く」という信念を貫いて、グローバル化の視野とインクルーシブな度量で、クラシック作品と念入りに作られた新しい作品をまとめて表現することを目指している。同時に、静安区人民政府は民衆に優遇するという趣旨を引き継ぎ、観劇料金をさらに抑え、より多くの市民を劇場に入らせ、安い料金で観劇させ、より多くのすばらしい演劇を上演し、観客を魅了する、また思考させる。

 

2018年は折しも中国改革と開放の40周年に巡り合う。新しい時代、新しい考え方と新しい目標を目の前にして、現代劇バレーは新たな旅に出ることになる。今年のイベントは特に大型の芝居と初演の芝居に焦点を合わせ、イベントの品質にもっと注意を払い、グローバル化の要素と民衆に優遇する趣旨をさらに強調している。一連の豊かな観劇イベントや芝居体験イベントを開催することで、静安は国際的な大都会の中心区域としての文化活力と影響力を向上させ、アジア演芸の都になるという上海の目標に静安なりの貢献を捧げるように努力している。

 

今回の現代劇バレーは主に「名劇公演」、「壱芝居大賞」と「市民劇場」の三つのパーツからできている。「名劇公演」とは、静安の六つの大劇院で17作品、計36公演の芝居を上演するイベントである。それらの作品は中国を含めての八つの国からの作品で、「グローバルな視野&巨匠たちへの敬意」、「国内大作」、「人気劇」、そして初試しである入れ子イベントの「リトアニア演劇カーニバル」という四シリーズに分けられて上演されていく。これらの公演は優秀な芝居とスターさんをたくさん集まって、専門性と権威性を兼備する一方で、鑑賞性と人気も欠けていない。去年と比べてみたら、上海初演もしくは全国初演の劇の数は大幅に上回っている。今年の上海静安現代劇バレーの中で、計14作品は初公開となり、全公演作品の80%以上を占めている。この事実は現代劇バレーのブランドの影響力と吸引力を証明するには十分すぎる。

 

「市民劇場」は上海静安現代劇バレーのもう一つの重要なパーツとして、今年は芝居芸術の普及に特に力を入れていて、「五つの『一つ』」を重点的に作り出していく。最初の「一つ」とは、一つの国際的な論壇である。この論壇は「演劇と都市:アジア演芸の都の未来へつながる道」というテーマに照準を合わせている。二つ目の「一つ」とは、一つの演劇アベニューである。南京西路は演劇の中心として、北アメリカ、南アメリカ、アジアやエディンバラなどの国内外の地域からの劇団を招いて、スタイルと特徴それぞれの165回公演を行うことになる。そのほか、南京西路静安公園の入り口では、「朗読ボックス」が初めて設置され、市民たちにシナリオを朗読させている。三つ目の「一つ」とは、一つの新昆劇万人コンサートである。5月18日の夜で、現代劇バレーのクライマックスとして、「昆劇の王子」張軍は「水磨新調」で無形文化遺産への敬意を表し、伝統文化を発揚する予定である。四つ目の「一つ」とは、一つの市民専属の芝居カーニバルである。このカーニバルで、今年の市民芝居競演は開催されていて、学校、コミュニティ、ホワイトカラー劇団、文化福祉組織と企業機関・団体からの21組の芝居チームが積極的に参加している。さらに、その競演の授賞式は5月20日に800ショーで行われることになる。最後の「一つ」とは、一連の市民向けの芝居教室である。芝居巨匠の授業、シナリオ朗読会、名人と対面するチャンス、芝居道具作りなどのイベントは芝居芸術を普及させていく。静安は様々な秀でている芸術パフォーマンスと展示会を開催することを介して公共空間の文化的な雰囲気を作り出すつもりである。

 

「壱芝居大賞」は中国語文化圏で呼びかける力をもっとも備えている芝居賞の一つであり、芸術性の評判においては特に公平で権威があるから、演劇界内外ともに評価されている。今年の受賞作品は相変わらず芝居専門家と芸術委員会委員によって慎重に選抜されたものである。年度新人演出家賞、年度演出家大賞、年度脚本大賞、年度男優・女優大賞、年度作品大賞および学生のオリジナル演劇とその作者を励ますために今年から新設した大学賞などの表彰項目は、5月23日の「壱芝居大賞」授賞式で一気に発表される予定である。

 

すばらしい作品がたくさん集められ クラシック作と念入り作の初演に注目

 

2018上海静安現代劇バレーは伝統的な古典作と国際的な視野を結びつき、芸術と商売の両方に気を配ることを目指している。現代劇バレーのひと月近くの間で、「名劇公演」は静安区のマジェスティック大劇院、上海戯劇学院実験劇院、大寧劇院、芸海劇院、雲峰劇院と静安区文化館静劇場この六つの大劇場で国内外の演劇大作を17作品上演する予定である。去年と比べてみたら、今年の公演演目はレベルが高くなり、初演の比例が上がっていき、そしてグローバル化の要素が豊富されている。この三つのことはぜひ注目してほしいポイントである。

 

「グローバルな視野&巨匠たちへの敬意」シリーズで、国際的な演劇名人はそれぞれ来演する。262年の歴史を誇るロシアのアレクサンドリンスキー劇場からの劇団は演劇名人ベルトルト・ブレヒトの劇作『肝っ玉おっ母とその子どもたち』をもたらす。今回上演されるバージョンは、ギリシャの名演出家・芝居オリンピック創始者のテオドロス・テゾポロスが自ら改作・演出したものである。同劇団はまた、芸術総監督ヴァレリー・フォキンにより改作されたシェイクスピアの名作『ハムレット』を上演する予定もある。日本国宝級演劇人と称えられている鈴木忠志は彼が主宰している劇団SCOTを率いて、『ホーマーの叙事詩』から脚色したクラシック演劇『トロイの女』の上海での初演を行う。演出家のリマス・テューミナスはロシアヴァフタンゴフ劇場の芸術総監督・リトアニアVMT国立劇場の創始者で、去年の烏鎮ドラマフェスティバルの開幕劇『エヴゲーニイ・オネーギン』で名を知られた。彼も上海に赴いて代表作を上演する。

 

「国内大作」シリーズでも優秀作品は続出している。中国国家話劇院の田沁鑫が演出したオールスターバージョン新劇『四世同堂』、「老舎一筋」の演出家方旭の最新力作『老舎:市へ出かける』、チチハル話劇団の大型オリジナル新劇『蕭紅』などの芝居は全部現代劇バレーに登場するという。特に注目されたのは、路遥の茅盾文学賞受賞作による新劇『平凡な世界』である。改革と開放40周年を記念するこの演劇は宮暁東が演出を担い、孟氷が脚本を担うもので、陜西人民芸術劇院が『白鹿原』に続いて送り出したもう一つの大作として、現代劇バレーの開幕劇となっている。

 

「人気劇」シリーズも人目を引いている。韓紅が音楽総監督で、田沁鑫が脚本・演出を担ったミュージカル『アルツハイマー記憶の愛情』、過士行が脚本で、易立明が演出を担った不条理コメディー『帝国特別列車』、中豪協同で出した母親と二人の娘の特別な家庭のストーリーを物語る新劇『洪水』、世界的に名声を博した英国ヤモリ劇団のフィジカルシアター新作『インスティチュート』などの劇作は華やかに上演されていく。

 

今年新たに特設された入れ子イベントの「リトアニア演劇カーニバル」シリーズは特別な表現で人を魅了することを図っている。当該シリーズは『魂の物語』、『仮面舞踏会』、『三姉妹』の三つのクラシック作品からできていて、5月の17日から23日までに、「一帯一路(the Belt and Road)」沿線のリトアニアVMT国立劇場によって大寧劇院で一気に上演される。その三つの作品の中、アントン・チェーホフの名作『三姉妹』とミハイル・レールモントフの同名原作による詩劇『仮面舞踏会』は二つともリトアニア国宝級演出家のリマス・テューミナスの代表作で、そして『魂の物語』はスウェーデン国宝級監督・演出家のイングマール・ベルイマンの生誕100周年を記念するために、リトアニアVMT国立劇場が送り出した最新の力作である。これらの作品は必ず2018上海静安現代劇バレーの特別なクライマックスになることに間違いない。

 

同じ芝居でも他の都市より料金安い 初心を忘れず 民衆に優遇する

 

現代劇バレーは政府が主催するカーニバルとして、民衆に優遇することをいつもの趣旨とし、根本から市民に利益をもたらすことを目標としている。2018上海静安現代劇バレーのチケット割引額は従来よりも上がっている。元々値段が高いチケットにだけ与えられた補助金は、今は80元公益チケットを除いてのほとんどのチケットに提供されている。同時に、チケット料金は最も高いものといっても580元くらいで、180~380元の格安の値段が現代劇バレーの全演目に設置されているという。

 

オールスター配置で一般民衆の叙事詩を演じることを特徴としている新劇『四世同堂』は、国家話劇院のレパートリーの一つである。この新劇はいま五地巡演を行われているが、北京・天津・蘇州での料金は最高880元で、西安では1080元もする。つまり、上海静安現代劇バレーに招待され、最高580元の料金で上演される3公演は、上海市民独占の「福利」とも言える。

 

より多くの人々に実益をもたらすため、芝居芸術が一般民衆に近づき、都市の文化に根を下ろすため、そして各劇場それぞれのチケット購入方法が観客に不便を感じさせることを解決するために、上海静安現代劇バレーは「大麦」を公式チケット購入サイトとして指定し、2018公演のチケット業務を委託した。全公演のチケットを大麦サイトで便利に入手できるので、全上海の市民は気軽に芝居に近づき、芝居の薫陶を受けるようになる。

 

静安から源を発す クライマックスの夜 昆劇に敬意を表す

 

今年の5月18日は、600年以上の歴史を誇る昆劇芸術が「人類無形文化遺産」の称号に授与されてから17周年の記念日である。当日、「昆劇の王子」張軍は万人コンサートで上海静安現代劇バレーの「クライマックスの夜」を飾って、今日の昆劇の溢れる活力を出し、伝統文化の魅力を十分に表現する。

 

張軍は元々静安に根を下ろしていて、2009年に静安区で上海張軍昆劇芸術センターを創設し、去年に静安区文化館で自分のスタジオをも創設した。静安文化芸術顧問として、張軍は去年の7月26日に区文化館静劇場で特別な昆劇同好イベントを開催した。それと同時に、「1+1+1 影響力行動」の幕も開けた。「1+1+1」とは、「指導下の鑑賞を一回、同好の集まりを一回、そして演出を一回」という組み合わせで昆劇と人々を繋ぎ、昆劇の美学を現代人の生き方に融合させ、上品な昆劇文化を民衆の日常生活に近づける。

 

伝統文化の昆劇芸術の発揚に対して、伝承と伝播の両面に配慮すべきだと、張軍は堅持している。彼のこの理念はちょうど現代劇バレーの精神とぴったり合う。張軍の「水磨新調」新昆劇万人コンサートは万人の陣をつくり、昆劇の絶景を再現させる。このコンサートは2018上海静安現代劇バレーの「クライマックスの夜」にみなされているのは、抜群の演出規模と観客の数があるからである。これは伝統芸術への伝承と敬意であり、現代の昆劇人の文化自信の表現でもある。2015年に協同で出した現代昆劇『春江花月夜』に続いて、現代劇バレーと張軍は今年も同じく手を携えてオリジナル現代昆劇『僕、ハムレット』を出し、フランスのアヴィニョン演劇フェスティバルで上演することになる。クラシックな伝統文化の伝承から現代的な表現や大衆伝播まで、静安にある起源から世界に振りまくことまで、張軍の昆劇は新時代で特別な意義を与えられている。

 

「演劇と都市:アジア演芸の都の未来へつながる道」を探索

 

演劇は都市と密に結びつけられている。演劇は現実の生活が芸術を通じて昇華し、都市にある舞台で上演されるもので、都市やそこに生きている人間みんなに命の力を与える。同時に、演劇は民族文化と国家文化の凝集・伝承・発展を担う重要な形式で、都市の文化脈絡の中でもっともはっきりと見える部分である。都市化過程が加速していき、都市が転換しながら発展している今この時期に、演劇は都市文化構築の重要なパーツであるから、都市との関係も色んな方面でだんだん複雑になっている。

 

5月22日、エディンバラ議会文化委員会主席のドナルド・ウィルソン、エディンバラフリンジフェスティバルCEOのシャナ・マッカーシー、リトアニア国宝級演出家のリマス・テューミナス、日本芝居巨匠の鈴木忠志などの重量級海外ゲストは上海静安現代劇バレーに招待され、国内関連分野の専門家と学者と共に、上海戯劇学院の新空間劇場で一つの国際論壇に参加する予定である。参加者たちは当該論壇の「演劇と都市」の関係というテーマをめぐって、「文創五十箇条」の中の「アジアの演芸の都を作り出す」という要求について、演劇と都市発展の複雑な関連を討議し、演劇芸術を都市発展に融合させるビジョンを展望する。

 

文化ブランドを作り出す 演劇で都市を温める

 

演劇は都市の温かさである。都市には演劇が必要で、自分の演劇ブランドがさらに必要である。上海静安現代劇バレーはただの演劇フェスティバルではなく、ただの演劇大賞でもない。これは上海の文化ブランドである。2018上海静安現代劇バレーは上海市静安区人民政府、上海ラジオ・テレビ放送局と上海戯劇学院の三つの強い力を受け、初心を忘れず、先人の業を継ぎ、前途を開き、励ましながら前進し、夢を抱えながら出航し、演劇の力を全方向に広がって良い文化生態の形成を推し進め、全市をカバーする演劇共有の空間を作り出し、上海市民の日常生活に文化を浸透させる。

 

国際的な静安は演劇で全市を動かし、芸術で全民に利益をもたらす!