国際交流による発展の促進 協同学習による新しい一章が綴られる | オーストリア教育代表団が静安区で訪問交流
原稿発送の期日:2024-11-05 訪問回数:

10月28日から29日にかけて、オーストリアの教育代表団一行14名が上海市静安区を訪れ、教育訪問と交流を行った。代表団のメンバーには、オーストリア・ウィーン教育局の職員と各学年の教師が含まれていた。オーストリアの教育代表団は、上海市静安区の閘北第一中心小学校と上海市逸夫職業技術学校を訪れ、上海市の基礎教育と職業教育の学校運営の特徴を理解し、静安区の教育事業の発展を体感した。

 

10月28日

 

代表団一行が最初に訪れたのは、上海市静安区の閘北第一中心小学であった。蔡喆炯氏と学校の行政責任者に伴い、代表団のメンバーはキャンパスを見学し、学校の歴史や教育理念について理解を深めた。この学校が掲げる「すべては子どものために」という「生きた教育」の理念は、代表団のメンバーから高く評価された。

その後、代表団のメンバーは邱聖楠先生が教える数学の総合実践活動カリキュラム『神奇形色牌』の授業を見学した。この授業は、学校の数学教育の特色を生き生きと示している。授業後、副校長の張翊菁氏は『子どもたちが楽しめる数学の世界』というテーマで講演を行い、学校が近年数学の総合実践活動カリキュラムで達成した研究成果を詳細に紹介した。

その後、学生たちの熱意に引かれ、代表団のメンバーは学校の数学祭りに参加した。学生たちと一緒に立方体を組み立てたり、時計の文字盤を作ったり、タングラムピースを組み合わせたりして、数学の魅力を感じた。学校の「数学クラブ」では、代表団のメンバーは、学校が生徒の数学における個性の発展に対して高い支援をしていることを実感した。

数学祭りの後、閘北第一センター小学校の京劇クラブの子どもたちは、素敵な伝統的京劇の衣装を着て、代表団のメンバーに手作りの京劇の贈り物を贈呈し、貴重な記念写真を一緒に撮影した。

午後、静安区教育党工委の副書記で教育局局長の邱中寧氏が代表団と座談会を開いた。邱中寧氏は、まずオーストリア教育代表団の到着に熱烈な歓迎の意を表した。その後、両国の基礎教育体制やカリキュラムの構成などに関する問題、深い交流と議論が行われ、相互理解が深まり、友好関係がさらに強化された。

 

10月29日

 

オーストリア教育代表団一行は、上海市逸夫職業技術学校を訪問した。学校の党委書記である舟氏、校長の沈藍氏などに伴い、代表団一行は「逸想秀」学生作品展示スペース、華山アートギャラリー、衣料品・宝飾品のトレーニングスペース、美術専攻の画室などの特色あるスペースを順に見学し、学校の教育特色、特色あるカリキュラム、キャンパス文化などについて理解を深めた。学生たちがデザインした特色ある文化・クリエイティブ作品や、学校の先進的で完備された実習施設は、代表団のメンバーから多くの称賛を得た。

訪問後、代表団一行は学校の指導者たちと深い会談と交流を行った。沈藍氏は学校を代表し、代表団のメンバーに心からの歓迎の意を表し、全国及び上海市の職業教育の現状と発展の動向、学校の歴史と教育理念について詳細に紹介した。また、学校が専門分野と教育品質の保証において行ってきた実践的な取り組みについても説明し、職業教育分野での革新的な措置と顕著な成果についても詳述した。

交流を通じて、代表団のメンバーは上海の職業教育の発展状況や特色、優位性について、より深く、包括的に理解した。その後、双方は両国の職業教育制度や教師の専門的成長などのテーマについて、深く交流し、議論を行った。座談会の最後に、双方の代表は互いに記念品を交換し、今回の交流が無事に終えた。

 

今回の交流は、中国とオーストリア双方の教育分野における相互理解を深めただけでなく、双方にとってインタラクティブな学習と経験共有のためのプラットフォームを構築し、今後のさらなる交流と相互訪問のための強固な基盤も築いた。

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