解放日報トップニュース:静安、至る所にある党史教室、赤色文化が静かにものを潤す
原稿発送の期日:2024-07-03 訪問回数:

6月30日、

『解放日報』はトップニュースとして

『静安区、赤色資源を生かし、

より立体的で多次元的な赤色文化ブランドに集約

――至る所にある党史教室、赤色文化が静かにものを潤す」

 

一緒に見よう!

静安区には現在、赤色革命跡地、遺跡が106カ所あり、赤色施設が11カ所建設されている。赤色遊歩道、党員・群衆サービスセンター、赤色文化をテーマにしたポケット公園、赤色テーマのマイクロ空間が星々のようにあちこちに散らばっており、市民生活の「最後の1キロ」までに届いている。

赤色演劇の「フンドリ」は「心を打つ」、「感動的」、「熱血」という言葉が観客の評価によく使われる人気ワードとなり、初演後100日以内に5省10都市での全国巡回出演を完了した。『出発しよう、静安へ』は5本のチェックインコースにおける計20話のショート動画を打ち出した。

 

「革命の先輩に敬意を!」

小学校3年生の張宸鎏さんはこのほど、上海静安区武定路930弄14号で見学した後、興奮してメッセージブックにこういうメッセージを残した。

清水赤レンガ造りのこの建物は、2階建てで、頂部に屋根裏部屋があって、旧上海でよく見られる新式の里弄住宅でありながら、本当の「赤い砦」でもある――1927年から1935年の間、ここは中国共産党が上海に設立した情報保衛機構の所在地だった。今年4月、リモデリングにより一新された中国共産党中央特科機関旧跡記念館が正式に開館した(詳しくはこちらへ→中国共産党中央特科機関旧跡記念館が上海市静安区で開館)。スリリングな英雄物語をパノラマ式に演出し、上海での中央特科の奮闘過程を初めて全過程で再現した。

 

ここ数年来、静安区は赤色資源を高度に重視し、「全体的計画、科学的保護、秩序ある開発、合理的利用」の構想に基づき、赤色資源の保護・利用活動を深く推進し、栄光なる伝統を大いに伝承し、赤色の血脈を継承し、静安赤色文化ブランドを打ち立ててきた。

より豊かな党史「教室」を構築

静安区は中国共産党の初期活動の中核地域の一つであり、マルクス主義の伝播地、革命指導者の足跡地、中共中央の初期機関集合地、初の党章の誕生地、大衆運動の策源地、党の統一戦線政策の提起地である。中央特科機関旧跡などを含め、静安区には現在、赤色革命跡地、遺跡が106カ所あり、その数は上海各区の上位を占めている

 

歴代区委員会の引き続く努力の下、静安区には中国共産党第二次全国代表大会記念館、中国共産党第三回全国代表大会後の中央局・機関歴史記念館、上海毛沢東旧居陳列館、1920年の毛沢東旧居など一連の赤色施設が建設された。2016年、上海市は「開天開地――党の生誕地発掘宣伝プロジェクト」を開始し、静安区は全市の「一館五址」建設のうち、中国共産党中央軍事委員会機関旧跡、中国共産党中央事務局機関旧跡、中央特科機関旧跡の「三址」記念館の建設準備活動を引き受け、それぞれ2021年5月、2023年6月、今年4月に開館した。

 

静安区は長年、「安全を確保し、古いものを古い姿に修理し、プロセスを規範化し、良品に立脚する」原則を堅持し、旧跡・遺跡の発掘建設を入念に計画し、全力で推進してきた。現在、全区には11カ所の赤色施設が建設されている。

 

静安区では、一連の赤色遊歩道、党員・群衆サービスセンター、赤色文化をテーマとしたポケット公園、赤色文化テーマのマイクロ空間が星々のようにあちこちに散らばっており、赤色文化の宣伝が手の届くところにあり、市民生活の「最後の1キロ」までに届いている。

 

うち、中国共産党第二次全国代表大会記念館がある延中緑地(静安区間)は「フンドリ公園」と命名された。(詳しくはスタンプ→ダウンタウンになんと「モネ花園」が!静ちゃんと一緒に高層ビルの間の「ミステリーバレー」を探そう↑↑↑)静安区はまた、「全国機密暗号システム革命伝統教育基地」、つまり、中国共産党中央初の無線局遺跡の付近に「永遠に消えない電波――中国共産党中央初の無線局史料陳列展」(仮)を積極的に準備・建設している。

 

市民の李春宜さんは、「異なる党史「教室」に入るたびに、歴史を覚えなければならないことを自分に注意するようになります」と述べた。

 

より入念な赤色「教材」を用意

豊富な党史「教室」空間があるなら、より時代の息吹に合った赤色「教材」も必要である。

 

 

2021年4月23日、上海大寧劇場では、中国共産党第二次全国代表大会に焦点を当てた初の「ノンフィクション演劇」である『フンドリ』が初演された(詳しくはこちら→100年前、青春を奮い立たせた若者たち…)。『フンドリ』は上海・静安現代演劇バレー初の赤色オリジナル委託作品でもある。制作チームの平均年齢は28歳以下で、彼らは現代の観客の美的感覚に合う表現で、新鮮な赤色演劇を作り上げた。「心を打つ」、「感動的」、「熱血」という言葉が観客が『フンドリ』を評価するのによく使われる人気ワードとなっている。初演後100日以内に、「フンドリ」は5省10都市における全国巡回出演を完了し、計33回の公演のうち、コミュニティで14回公演され、「聞きやすく、見やすく、分かりやすい」文芸党授業であるとの評判をもらった。

 

中国共産党第二回全国代表大会の会場を中心とする「フンドリ」赤色IPには、一部のノンフィクション演劇、一つのミニチュア模型展、一部の同名HD演劇映像、一回の赤色マーケット、一冊の「全景式記録」した出版物が含まれている。

 

 

2022年11月7日、『フンドリ』のHD演劇映像が上海静安で封切り上映された。人々の感動は劇場から映画館まで続いた。今、1年をまたいた『フンドリ』ミニチュア模型展巡回展示(詳しくはこちら→『フンドリ』ミニチュア模型展が来た!本日から本格開始!「秘密」を先に見る→)も静安区の14の街道・鎮に深く入り込んでいる。

 

静安区は「フンドリ」という赤色IPを構築するほか、テーマ文芸作品の創作にも積極的に取り組み、一連の赤色作品を発表した。例えば、『赤い印――上海市静安区重要革命遺跡通覧』、『赤色静安――初の党章誕生地の100の物語』、『中共二大史』、『激蕩百年――中国共産党の静安での図史』などの書籍を編纂・出版し、『初心・使命――上海市静安区赤色革命遺跡巡礼』、『赤色熱土の「五つの地」静安』、『永遠なる旗――百年党章の赤色旅程』及び静安区の重要な革命跡地(遺跡)を反映したマイクロ動画を100部余り撮影した。

 

これらの生き生きとした赤色「教材」は、幅広い幹部・大衆と青少年が栄光なる伝統を伝承し、赤い血脈を継承するために権威的で、豊かな学習内容を提供し、赤色文化の伝播力と影響力をさらに高めた。

より素晴らしい「大思政課」をオープン

初の党章誕生地として、中国共産党第二次全国代表大会記念館は「永遠の旗――党章学習移動教室」ブランドプロジェクトを打ち出した(詳細はこちら→中国共産党第二次全国代表大会記念館「党章学習移動教室」2024年初開幕)。今年5月、中国共産党第二次全国代表大会記念館は特別展覧会「党章にある紀律」を打ち出して、党紀律の学習・教育に生き生きとした教材を提供した。引き続き党章移動教室、特別展覧会、赤色研学などの一連のイベントを展開することで、静安区は静かにものを潤す方式で赤色文化を有機的に「大思政課」に溶け込ませている。

 

この「大思政課」は、静安でますます素晴らくなっている。5月27日、静安区委員会宣伝部が上海ラジオテレビ局と共同で打ち出した『出発しよう、静安へ』(詳細はこちら→今すぐ!出発しよう、静安へ!)の初のショート動画が配信された。シリーズ動画は上海の有名司会者を招待して、「キャスター+少年」が共同で語る形式で、静安区域内の重要な赤色ランドマークと歴史文化建築物を紹介し、5本のチェックインルートを紹介する計20話のショート動画を打ち出した。

 

静安赤色文化教育は思想道徳教育、文化知識教育、社会実践教育の各段階に全方位的に溶け込んでいる。「出発しよう、静安へ」シリーズのショート動画のほか、静安区はまた、「混知」などの有名な個人メディアプラットフォームとのクロスオーバー協力で「漫画で語る赤色静安」のオリジナル画像・テキストや動画作品を設計・発表し、上海フィルハーモニー楽団と提携して赤色をテーマにしたコンサートを企画し、区教育局と提携して「静安小・中学校赤色教育全面カバー」を実施し、豊富で多様な赤色文化体験活動を展開している。これらの共鳴共振し、共感ができ、大人気の「大思政課」は、より立体的で多次元的な静安赤色文化ブランドに集まっている。

 

静安区赤色資源保護利用活動

連席会議の関係者の発言

次のステップとして、「党の誕生地」の赤色文化伝承・発揚プロジェクトを根気よく、着実に推進し、多様な措置を着実に講じて赤色資源を活用し、崇敬の心で修繕・保護をしっかりと行い、技術力のエンパワーメントを強化し、展示・陳列の形式を豊富にし、心を込めて赤色物語をしっかりと語り、赤色遺跡、革命文化財、記念施設、ファイル文献などの連動保護・利用構造の構築に力を入れ、静安赤色資源の保護・利用活動が絶えず新たな進展を遂げ、上海の習近平文化思想のベスト実践地建設、国際文化大都市のソフトパワーの持続的向上のためにより多くの静安の貢献を捧げる。