――静安区発展と改革委員会党組織委員会書記・主任の王葉慶を記す
(記者 彭旭卉) 区発改委(発展と改革委員会)は全区の改革に関する仕事を導く機関で、すべきことが多くて責任が重い。発改委党組織委員会書記かつ主任として、王葉慶は自分に高いスタンダードと厳しい要求を課し、「ささいな仕事は当日に、重大な仕事は当週に終わらせる」ということを習慣とし、すべての任務を人より一歩先に着手し、人より一歩先に考え、熱情とやる気の溢れる精神で周りの同僚に手本を示して、仕事の任務を見事に成し遂げた。ここ一年間、王葉慶の指揮のもとで、区発改委は目標を全面的に達成し、基礎的な仕事で見所を作り出し、体制と機制の革新突破のフィールドで「二つの試し(自由貿易試験区およびサービス貿易革新試行)の連動」の革新を推進し、計画の実現のフィールドでメカニズム革新を深め、区域経済社会発展の運行分析のフィールドでモニターと分析のメカニズムを革新し、投資審査管理のフィールドで重大工程建設プロジェクトの全プロセス管理を強化した。これらの仕事の展開状況はいずれも全区のリードをしている。
困難な仕事を引き受ける革新者になる
「革新とは真剣に困難と向き合うことだ。どんなに『硬い骨(難しい任務)』でも、挑戦する勇気が大事だ。しかも任務が難しいほど、我々は強硬に挑むべきだ」。全区の改革に関する仕事を導く機関として、区発改委は困難な仕事を引き受ける精神および人を縛りつける制度を突破する勇気をもって、問題と困難に挑戦すべきであると、王葉慶が話した。
2016年、国家サービス業総合改革試行区の新たな申請プロセスが始まった。それは「撤二建一(もとの閘北区と静安区を撤廃し、新しい静安区を設立)」が完成したばかりの一年目で、発改委指導者グループは様々な困難に遭遇したところであった。「どんな困難があっても、我々は静安区のためにこの看板を勝ち取る」と、王葉慶は指導者グループのメンバーを率いて、困難に直面して、申請の準備に大忙しだった。一方では、静安物語のアピールに精を出す。元閘北区が前回申請した時の成功経験をまとめて、静安発展の実際状況と結び付け、静安のハイエンド業態集積、経済の開放度および産業の層状レイアウトなどの特徴を同級区県に比べての長所として紹介し、静安の特徴を出しながらアピールした。他方では、王葉慶は積極的に上級指導者と連絡して、区指導者の支持を得て上海市発改委や中国発改委と交流し、意見と提案を聴取したから、創建方案を次第に整えた。最後に、静安区は優秀な創建方案および仕事に対しての努力と誠意で中国発改委に承認され、国家サービス業総合改革試行区というブランドを勝ち取った。
些細なこともしっかりとつかむ人になる
発改委の任務は細かくて複雑で、色んな方面と関わっている。王葉慶はいつも最善を尽くして、重要事項も些細なことも区別しなくちゃんとやり通した。「仕事は細部からだ。細部の検査を厳しくするこそ、仕事の成果を少しずつ積み重ねることができるのだ」。これは、王葉慶が長年渡って徹底した仕事に対しての理念である。
『2018年静安区政府財力建設プロジェクト計画』の作りは区域の発展建設にだけでなく、「十三五」時期に全区人民に約束した各重大建設工程プロジェクトが期日通りに完成できるかどうかにも関わっている。全区が動員されてこの仕事の割り振りをしたから、王葉慶は自らワークチームを率いて緊迫した計画作りの任務に身を投じた。一方では、彼は財政、科学技術委員会、社会建設工作弁公室と共同して、プロジェクト申請に対してのシステマティックな訓練を行った。他方では、彼は力を集めて全区重大工程建設プロジェクトを全面的に調査・整理し、そのあとのプロジェクト計画のための事前準備を行った。前年度から持ち越しのプロジェクトに対して、彼はプロジェクトの予算、進行などを詳しく把握し、漏れなく全カバーを確保した。新しく実施されたプロジェクトに対して、彼は資金の概算、プロジェクト実施方案の準備を重点的に調べ、また、上海市投資コンサルティング会社を雇ってプロジェクトに関する専門審査を行い、成熟度に応じて正式プロジェクトと予備プロジェクトに分けて、計画に記入した。最終に、彼の努力を通じて、計67種の建設プロジェクト(そのうち45種が正式プロジェクト)を含め、投資額計195.74億元の『2018年静安区政府財力建設プロジェクト計画』は期日通りに完成された。
幹部を気に掛ける親切な人になる
「仕事をするときは幹部を戦友と同志としてみなし、彼らの勉強と向上に助力する。普段なら幹部を兄弟姉妹としてみなし、彼ら各自の家庭と生活を気にかけ、世話をしてあげる」。王葉慶はリーダーとして、委員会の中で「同志+兄弟」の好ましい雰囲気を醸し出した。ゆえに、指導者チームのメンバーのみんなは発改委という団体への認可と帰属意識を増し、団結して力を合わせて、共同の目標に向かって努力した。
「撤二建一」が始まった当初、王葉慶が直面した最大の困難はチームの安定とスタッフの融合の加速であった。その時、新生静安区は折しも「十三五」計画(第13回五ヵ年計画)を作り始めた。王葉慶は計画作りから着手し、連絡保障と計画作りなどの多くのワークチームを成立し、業務上の協力を通じて二つの発改委のスタッフに交流させ、二つのグループの融合を加速させた。過渡期で、発改委のあらゆる幹部はリーダーからの気遣いと愛を感じた。王葉慶がたゆまず努力したからこそ、その時期のグループメンバーの考えが落ち着いてて、幹部チームが安定で、全委員会の仕事凝集力が向上してて、全員一心同体、団結向上の良い雰囲気が全面に漂って、重点的な仕事の展開は確保された。