上海市は中国共産党の誕生地であり、初心の出発地、偉大な党創立精神が育まれた地、初の党章が誕生した地でもある。1922年7月16日から7月23日にかけて、中国共産党第2回全国代表大会(以下、「第2回党大会」という)が上海で開催され、党史上初の党章が討論、採択された。
習近平総書記は次のように指摘した。「決まりがないと、何事もうまく行かない。党章は党の根本的な大法であり、全党が従わなければならない総規則である」。第2回党大会から第19回代党大会まで、党章の内容は17回の改正を経て、絶えず更新・変化したが、人民の立場は脈々と受け継がれ、初心の使命は終始変わらない。
党章には赤色(革命ゆかりのある)の遺伝子が書かれており、赤色の血が流れている。習近平総書記の党章に関する重要な論述を深く学習・貫徹し、上海市第12回党大会の精神を深く貫き、徹底させ、偉大な党創立の精神を大いに発揚するため、中国共産党初の党章採択100周年を記念する学術シンポジウムが、7月23日午後、上海市静安区で開催された。
市委員会常務委員・宣伝部部長の趙嘉鳴が会議に出席し、挨拶した。市委員会宣伝部副部長・市文明弁公室主任の潘敏、市委員会党史研究室主任・第1、第2、第4回党大会会場管理委員会副主任委員の厳愛雲、静安区委員会書記の于勇らがこのシンポジウムに出席した。
中央党史と文献研究院七部副主任の紀暁華、静安区委員会書記の于勇、市委員会党校常務副校長・上海市中国共産党偉大党創立精神研究センター副主任の徐建剛、第2回党大会代表・陳独秀の子孫、安徽省安慶市独秀園管理処元主任・安慶市委員会華僑連合会元副主席の陳長璞がそれぞれオンラインまたはオフラインの方式で基調演説を行った。基調演説では、市委員会党史研究室主任・第1、第2、第4回党大会会場管理委員会副主任委員の厳愛雲が司会を務めた。
于勇は基調演説で次のように述べた。静安区は、第2回党大会開催地、初の党章誕生地として、一貫して党章の学習・貫徹を第一の要求とし、党章を党の事業を推進して党の建設を強化する根本的な根拠とし、揺るぐことなく党章を尊び、遵守し、守り、党章の各規定・要求を着実に実行し、仕事の中に移した。
静安区の発展と変化の過程は、まさに党の事業が絶えず勝利から勝利に向かっている縮図である。静安区は、習近平同志を核心とする党中央の周りにより緊密に団結し、党章を綱、党章を領とする。初心を忘れず、使命を胸に、市第12回党大会の精神を全面的に貫徹し、「新思想を実践する上で模範となり、質の高い発展の上で手本となり、ソフトパワーを明らかにする上でモデルとなり、人民のための都市建設の上で好例を打ち立てる」という目標をめぐって、諦めることなく意気軒昂とし、努力して初の党章誕生の地に恥じない新たな業績を作り上げ、上海が世界的影響力を持つ社会主義現代化国際大都市の建設を加速するために新たな貢献をし、実際の行動で第20回党大会が成功裏の開催を迎える。
基調演説と学術交流の一環として、中国各地から集まった50人近くの専門家・学者が討論テーマをめぐり、オンラインとオフラインを結びつける形で学術交流を行い、第2回党大会で採択された初の党章を振り返り、第2回党大会の党創建史における重要な地位と党建設への深い影響について共同で検討した。
中国共産党の党史専門家・技術一級・少将の邵維は基調演説の中で、第2回党大会の「五つの初めての出来事」を切り口に、党創立偉業に対する第2回党大会の傑出した貢献を重点的に論述した。しかも、第1回党大会とともに中国共産党の創建使命を果たし、建党の歴史における重要な一里塚であると述べた。
上海市改革革新と発展戦略研究会会長・上海市中国共産党偉大党創立精神研究センター特別招聘研究員の李琪は、初の党章と組織規約に述べられた中国共産党人の理想・信念、初心・使命、闘争精神と政治的品格から出発し、偉大な党創立精神の形成に対する第2回党大会の歴史的貢献を深く分析し、偉大な党創立精神を深く理解するために重要な啓発を提供した。
上海市中国共産党史学会会長・上海市中国共産党偉大党創立精神研究センター特別招聘研究員の忻平は、初の党章に含まれている「自己革命」の遺伝子から説明し、社会革命と自己革命の関係を明確にし、中国共産党が自己革命と自己建設で社会革命を推進して偉大な党創立精神を正式に形成したことを説明し、「中国共産党はなぜ成功したか」という精神的コードを分析した。
第2回党大会代表の王尽美の孫娘である王愛華は招待を受け、学術シンポジウムに参加した。祖父の王尽美が第1回、第2回党大会代表であり、中国共産党の創建過程全体に参加したと、彼女は感激に表明した。おじいさんの世代の中国共産党員は、苦しい大衆を救うために、あえて苦難に満ちた険しい道を選んだ。私たちは彼らの子孫として、しっかりと彼らの歩みに追随し、国をよりよいものにしなければならないと述べた。
今回のシンポジウムは中国共産党中央党史と文献研究院第七研究部、中国共産党上海市委員会宣伝部、中国共産党上海市委員会党史研究室、中国共産党静安区委員会が指導し、上海市中国共産党偉大建党精神研究センター、第1、第2、第4回党大会会場管理委員会、中国共産党静安区委員会宣伝部が主催した。