小さな切手一枚で、「中国共産党章程」理解するための「窓口」に
原稿発送の期日:2022-09-07 訪問回数:

1922年7月23日、中国共産党第2回全国代表大会(以下、「第2回党大会」という)で初の「中国共産党章程」が採択された。

2022年7月23日、中国郵政は『初の<中国共産党章程>採択100周年』の記念切手を発行した。

一枚の小さな切手により、私たちが百年を越えて、初の党章程が誕生し、党の事業がここからさらに広い新天地へと広げ、偉大な歴史的瞬間を体験できた。この特別に意義のある記念切手について、切手の設計者である張帆は、「デザインの全過程において、自分は常に崇敬の気持ちを抱いており、党章程や党史に対する自分の学習の心得をその中に取り入れている。より多くの人がこの切手から、党章程の歴史や党の発展過程を理解してもらうことを望んでいる」と述べた。

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『初の<中国共産党章程>採択100周年』記念切手の規格は50X30mm、党のバッジ、初の『中国共産党章程』の一部のセクション及び第2回党大会の開催地を画面の主体とし、はためく旗の輪郭を背景とした。また、「東方からの日の出」を象徴するグラデーションの色彩を採用することにより、革命の暁が中華の大地を照らし、未来の道を照らすという意味を込め、党が団結し全国人民を率いてたゆまず奮闘してきた輝かしい歴史と偉大な成果を生き生きと映し出している。

「厳かさを際立たせると同時に、固定したイメージに見えてはならないことが、この記念切手をデザインする上での最大の難点だ」張帆によると、記念切手のデザインは厳密な命題作文を書くようなものである。党章程、党バッジ、第2回党大会開催地という3つのデザイン要素を客観的に再現するだけでなく、要素の組み合わせやデザイン言語の転化することで美感を表現すると同時に、切手の背後にある物語を人々に理解させなければならない。

記念切手の設計任務をよりよく完成するため、張帆は党の歴史を特別に温め、多くの細部に対する繊細な処理を通じて、この記念切手の感染力を増加させた。例えば、扇形に並んだ近景の党バッジを扱う際には、紙の質や傷み具合をもれなく表現しており、党バッジの後から放たれている金色の光は、初の「中国共産党章程」が「希望の光」であることを象徴している。スケッチの手法で描かれた第2回党大会開催地の建筑は切手の中の遠景にすぎないが、建筑の中の窓、瓦が全部可能な限り再現されている。

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切手の構図にも、張帆のデザインの工夫が表れている。張帆によると、3つのデザイン要素の関連性を考慮すると、自身は最初から横構図のデザインを決めており、「切手の外側の輪郭をはためく赤旗の形に処理され、切手の平穏・安定な構造を打破する一方で、結束力と前向きな連想を与えると同時に、画面上の党バッジとも呼応し、風を受けてはためく党旗を連想させる」と話した。張帆はまた、「躍動感を示す曲線は1枚の切手だけでなく、全体の構図にも表れている。各切手の曲線は前後につながることができ、切手の全体に波のような図形が並んでいる。中国共産党が中国人民を勝利に導く道のりの波乱万丈を象徴している」と述べた。