静安区は、市委員会と市政府の政策決定・配置に基づき、全区範囲で「新型コロナ対策、経済の安定化、安全確保」の大規模訪問・調査を実施した。区委員会の于勇書記、区委員会の副書記兼区長の王華が6月5日に、それぞれ大型ショッピングモール、住宅団地を訪れ、新型コロナ対策の常態化と商業・市場再開の状況を実地でチェックした。張軍副区長も調査研究に参加した。

端午節連休期間中、静安区内の各ショッピングモールが開店・運営して、人気が回復した。静安大悦城ショッピングモールでは、出入り口に「場所コード」「デジタルセンチネル」が設置されており、スタッフは市民が秩序正しくコードを読み込んだ後に中に入るよう誘導している。

于勇は、沿線での商業・市場の再開をチェックした上で、ショッピングモール地下1階のスーパーで、食品・生活用品の販売・供給情况を詳しく調べ、市場供給ルートや物資の備蓄、食品の安全などの実行情况を尋ねた。また、各生活必需品の十分な供給を保障すると同時に、従業員の自己防護や衛生消毒などの作業をしっかり行い、新型コロナ対策の各措置をしっかりと実施し、市民が安心して快適に買い物できる環境づくりに全力を挙げるよう、関連責任者に対して念を押した。

静安嘉里センターで、于勇は歩きながら、新型コロナ対策や緊急対応策を聞き取り、ショッピングモールの人の流れ、店舗経営、コードスキャンによる入場などの状況をチェックし、ショッピングモールの管理側に操業・生産再開、商業・市場再開に向ける解決すべき具体的な問題を尋ねた。

于勇は、以下のことを指摘した。大型ショッピングモールなどの重点場所では、主体的責任を一層強化し、各種防疫措置の常態化を確実に実行し、クラスター感染リスクを厳重に警戒し、感染のリバウンドに注意しなければならない。また、市民や顧客に対して、個人防護を注意喚起・提示することで、力尽くして手に入れた新型コロナ予防・抑制の成果を共同で維持するよう呼びかける必要があるという。

その後、于勇一行はシャングリラホテルを訪れ、新型コロナ対策の常態化やホテル経営状況を詳しく調べた。

于勇は、静安区が経済社会の回復・復興の推進を加速し、国民の不安解消、企業支援・困窮救済の各活動を着実に行い、新型コロナの予防・抑制と経済社会の発展の両立を推し進めていると述べた。

一方、王華は興業太古匯で、実際に「場所コード」「デジタルセンチネル」の応用、常態化したＰＣＲ検査ポットや臨時隔離場所の設置などの状況をチェックし、新型コロナ対策の状態化やショッピングモールの経営再開などについての説明を聞き取った。王華によると、適時かつ効率的な新型コロナ緊急対応メカニズムを絶えず改善し、クラスター感染、また人員行き来によるリスクを効果的に管理・コントロールする必要がある。さらに、企業の正常な経営の回復を加速させ、より多くの措置を講じて消費市場を活性化させ、都市部経済の立て直しに対する消費の貢献度を高めなければならないという。

王華は曹家渡街道のある住宅団地を訪れ、門番管理やコミュニティの日常的な消毒などの状況を詳しくチェックした。また、ここまで持ち場を守ってきた住民委員会の幹部やコミュニティのボランティアにねぎらいと感謝の意を伝えた。常に警戒心を持ち、新型コロナ対策という糸を緩めず、誰でも自分自身から確実に関連措置をやり遂げ、大衆による予防・抑制という防御線をしっかりと築かなければならない。また、末端の現場幹部にいっそう関心を寄せ、幹部の責任感と疫病対策への情熱をよりよく引き出し、新型コロナ予防・抑制の強力な合力を結集すべきだという王華が指摘した。