「お昼に南京西路の興業太古匯を通りかかったら、真冬にこんなに多くの人が並んでいることに驚きました!」、「静安にもベーグルミュージアムがあるんだ。ベーグル頭は急げ!」。最近、興業太古匯北広場の「小恐竜」のそばに新しい店がオープンし、消費者の人気を集めていた。
これは昨年上海に上陸した「人気ベーグル」であるBEIGEL TREEニューヨークベーグルミュージアムがこのほど興業太古匯に開設した支店で、上海での2番目の店舗である。これにより、南京西路あたりのサラリーマンには、質の高いブランチの選択肢がもう一つ増えた。
店に入ってすぐ、記者は濃いパンの香りに囲まれ、店内は狭いながらもお客様で賑やかだった。お昼の時間なのに、入店するお客様は後を絶たず、中央の席は満席で、反対側の通路にはベーグルを買う消費者の列が長く延びていた。記者が来店した時、棚に並べられた小豆バターやローズチーズなど人気味のベーグルはほぼ売り切れており、スタッフが焼きたてのベーグルを補充するのを待つ人が多く並んでいた。
店内のインテリアはアメリカ風のレトロな雰囲気で、ディテールまでこだわった装飾が施されている。一面の壁はレトロな装飾額縁に囲まれたまる一面の鏡で、多くの人がベーグルを買った後、ここでチェックイン写真を撮る。もう一面の壁にはレトロな赤レンガの前に木製パン棚が並んでいて、さまざまなベーグルが陳列されている。
商会によると、ニューヨークベーグルミュージアム興業太古匯支店は、ベーグルとドリンクを中心に販売していて、ベーグルだけでも20種類近くの味があり、中にはバジルベーグル、ビーフカレー、メキシコ唐辛子ベーグル、ダークチョコレートベーグルなど新しい味もあり、1個あたりの価格は13~26元である。
ベーグルサンドシリーズには、スモークサーモン、うなぎのかば焼き、ベーコン玉子などの多様な餡が入っている。店長によると、同店の人気TOP3であるあずきバターベーグルとねぎ・ニラチーズベーグルも当該シリーズから出ているという。
ある消費者によると、ベーグル愛好家として、ニューヨークベーグルミュージアムの定番味を多く食べてみたが、かん水のベーグルベースがしっかりとした歯ごたえがあり、柔らかくて滑らかなバターと甘いあんこの組み合わせは甘しょっぱいが脂っこくなくておいしいため、最もよく買うのは小豆バターベーグルだったという。「この新店が会社の近くにオープンしたので、これからは朝食を買うのが便利になっただけでなく、選択肢も豊かになりました」と、彼女は付け加えた。
ベーグルはなぜこれほど人気があるのか。ベーグルとは、酵母で発酵させた生地から作られたドーナツ状のパンケーキで、食物繊維が豊富なことから、健康ラベルを持参している。焼き上がる前に沸騰した湯で成形生地をしばらく煮込むことで、特有の歯ごたえと風味を生み出し、多様で柔軟性のある組み合わせと相まって、ベーカリーの「常駐ゲスト」となっている。ニューヨークベーグルミュージアムでは、従来の砥石研磨技術を用い、米国のムーランルージュ小麦粉と日本の鳥越哥磨小麦粉を厳選して、ベーグルの食感を柔らかくて歯ごたえがあるようにしているという。
豊富な味の選択肢に加えて、ニューヨークベーグルミュージアム興業太古匯支店は、一連のオープン特典を打ち出して消費者を引きつけている。オープン初日は全品4.9割となるほか、2月20日~3月9日は毎日割引特典がある。2月26日~3月2日は6日間連続6.9割、3月3日~3月9日は7日間連続7.9割の特典を行い、2月20日~2月29日は毎日先着30名の注文を対象に冷蔵庫用マグネット、布袋、フリスビーの内、一つのグッズをプレゼントするが、数は限られているので先着順にもらえることができる。