今回の中国国際輸入博覧会で、国家コンベンションセンターの8.2サービス貿易館では、世界貨物輸送代理大手企業のキューネ・アンド・ナーゲルが、「新質生産力(新たな質の生産力で、テクノロジーイノベーションが主導的な役割を果たす生産力)」の発展を推進する中国の政策方針に積極的に対応し、安定的且つ効率的で一貫した物流を確保する。
1890年に設立され、スイスに本部を置くキューネ・アンド・ナーゲルグループ(Kuehne&Nagel)は、世界最大の貨物運送代理会社の一つでありながら、世界最大の無船舶経営のコモンキャリアでもある。会社は世界に高価値な総合物流サービスを提供し、主に海上輸送、空中運輸、第三者物流に従事し、世界の100以上の国家・地域に1000ヵ所以上の支店機構を持っている。
説明によると、世界の物流リーディング企業として、キューネ・アンド・ナーゲルはすでに50年近く中国の対外貿易経済の発展をサポートし、2018年の第1回中国国際輸入博覧会が開催されて以来、「皆勤参加」した外資企業の一つでもある。今年の出展で、キューネ・アンド・ナーゲルはサプライチェーンの強靭性育成、デジタル化生態へのエンパワーメント、グリーン・低炭素モデルチェンジの協同加速など三つのテーマをめぐり、新質生産力の盛んな発展のために安定的且つ効率的で持続可能な物流保障を提供することに力を入れている。
キューネ・アンド・ナーゲルのブースでは、「物流0」要素のデザインにおける巧みな構想が至る所で見られている。大きいラップハウスポスターに、木製パレット、航空ベルト、飛行機の窓、ボラード、ケーブルなどのデザイン要素が添えられ、キューネ・アンド・ナーゲルの主力業務の姿をアピールしている。現場のモバイル端末装備では企業関連ソリューションの詳細情報を共有するとともに、myKNデジタル化プラットフォームのシステムデモンストレーションも提供されており、検索、見積もり、予約、フォローアップ、管理(Expore、Quote、Book、Track、Control)の全業務プロセスをカバーしている。「デッキ」商談エリアは、世界中の企業にキューネ・アンド・ナーゲルの業界物流専門家とさらに交流できる場を提供している。
「7年間連続で中国国際輸入博覧会に出展しました。ここで政府や市場との多方面での対話ができます。このプラットフォームを通じて企業の魅力を発信できます。2019年に静安区市北高新機能区に入居して以来、静安と市北から行き届いた誠意溢れる対応をしてくれました。とても助かります。」とキューネ・アンド・ナーゲルの倪暁栄大中華区総裁は述べた。