央視網の報道によると、3月6日、複数の経済データが次々と発表され、うち、複数の指標が着実に上昇していた。これと同時に、科学技術イノベーション、資源の実地調査などの分野でも多くの注目点と成果が発表されている。春の中国は、いたるところに生き生きとした光景が見えている。

中国商業連合会が明らかにしたところによると、3月、中国の小売業景気指数は50.2%で、前月比0.1ポイント上昇し、消費市場の活力は着実に向上した。業界別に見ると、賃貸経営類指数は51.4%で、前月比0.3ポイント上昇し、電子商取引経営類指数は50.1%で、前月比0.8ポイント上昇した。

中国国家税務総局の最新データによると、「両新（設備更新と消費財下取りを取り扱う企業）」政策が実施以降、今年2月現在、全国企業の機械設備類調達額は前年同期比5.9%増、デジタル化設備調達額は前年同期比15.4%増となっている。これからは企業の設備更新が着実に推進されていることが明らかになっている。同時に、消費財の下取り効果が際立っている。日用家電、家具小売業の販売収入は前年同期比28.6%増と18.6%増、全国の新エネルギー車販売台数は前年同期比45%増となっている。

国家電力投資グループが明らかにしたところによると、3月6日、中国が独自開発した120トンクラスの電気鉱山用トラックが正式に大量使用を開始した。これは、このタイプの鉱山用トラックが中国の露天鉱山分野で大規模化された応用を実現したことを示している。説明によると、同等の条件で、同車両はディーゼル動力鉱山用トラックよりもエネルギー消費量が低く、露天鉱のグリーン・省エネ目標の実現を推進する上で重要な意義がある。

3月6日、中国海洋石油総公司が明らかにしたところによると、中国北部湾海域に位置する潿洲10-5石油・ガス田では多収型石油・ガス流が発見され、掘削井では水5000メートル近くで厚さ283メートルの石油・ガス層が発見された。テストによると、この井から、一日当たり、天然ガスを約37万立方メートル、原油を約102トン生産することが可能で、今回の北部湾盆地での現場調査による発見は中国の石油・ガス資源の安定的供給保障に役立つ。