2025年5月18日、上海市で開催された「519世界家庭医の日」記念イベントにおいて、注目を集めた「2025年度上海市ベスト10家庭医」の選考結果が正式発表され、静安区共和新路街道社区衛生サービスセンターの家庭医・葉陳芳氏が「上海市ベスト10家庭医」の称号を授与された。
上海市ベスト10家庭医選考制度は、家庭医契約サービスにおいて卓越した実績を上げ、住民からの厚い信頼を得ている優れた医療従事者を表彰し、家庭医という職業の誇りを高め、地域医療衛生サービスのレベル向上を目的としている。
取材によると、葉陳芳氏は常に地域に根差し、共産党員として模範的な役割を発揮してきた。仕事では革新を追求し、優れた成果を上げ、卓越した専門技術と職務への献身的な姿勢をもち、専門性と誠実で住民から信頼されている。彼女は契約住民の一人ひとりの健康状態を詳細に把握し、個別に対応した健康管理プランを作成する。
体の不自由な高齢者や慢性疾患のある患者に対して自ら訪問診査を実施し、住民から「心温まる健康相談役」と呼ばれるようになった。
24時間で住民の要請に対応し、深夜に契約住民が転倒した際の緊急処置を指導したこともあり、多くの契約住民が彼女のWeChatフレンドとなっている。
また、健康講座や無料診療活動を積極的に実施し、科学啓発動画を作成するなど、健康知識の普及に力を入れている。
さらに、数多くの研究プロジェクトを主導・参画するとともに、学術論文を発表し、2025年には静安区衛生健康「十百千」人材育成プロジェクトの優秀若手候補に選出された。
臨床診療から健康管理、研究教育から若手育成まで、葉陳芳は9年間の努めで「健康の門番」という理念の真髄を証明している。今後、彼女は新たな栄誉を胸にますます前進し続け、住民の健康を守り抜くために取り込んでいく。