このほど、静安区中心病院の入院部のホールに、人で賑わい、静安区南部医療連合体からの数十人の医療専門家が一堂に会し、管轄地域の住民に無料な健康相談と診療サービスを提供した。彼らは心温まる無料診察で第8回「中国医師節」を祝った。

今年の医師節のテーマは「徳馨于行、技精于勤」（徳は行為により輝き、技術は勤勉により精進する）である。現場には、上海市胸科病院、静安区中心病院及び複数のコミュニティ衛生サービスセンターからの、重症医学科、全科医学科、腫瘍科、腎臓内科、神経外科、一般外科、リハビリテーション医学科、骨科、婦人科など複数の専門科を網羅した専門家チームが早くも到着していた。検査報告書を持って専門家に説明してもらう住民がいれば、慢性病の投薬についてアドバイスを聞いている住民もいて、専門家たちは辛抱強く耳を傾け、細かく解答していた。

「先生、最近血圧が激しく変動していますが、薬を調整する必要はないのでしょうか。」

ある住民のおじさんが心臓科の専門家に聞いた。医師は病歴を詳しく聞いた後、動態血圧モニタリングを改善するよう勧め、食事上の注意事項もよく言い聞かせた。

「家の近くで三級甲等病院の専門家による診療サービスを受けることができるなんて、本当に便利です！」と、おじさんは何度も感謝した。

隣の血糖・血圧測定エリアにも長蛇の列ができており、看護師たちは「食後2時間の血糖値は10mmol/L以内に抑えなければなりません。普段は食事のバランスに注意してください。」と操作しながら科学普及を行った。

無料診察の現場で、専門家たちは辛抱強く住民に専門的健康相談サービスを提供し、住民が提出した各種の健康関連問題に回答した。一般病と慢性病の予防対策と管理から、難病の初歩的な判断に至るまで、専門家はすべて丁寧な説明と個性化された診療上の助言を提供した。

「彼らは細かく問診し、専門的に答えてくれました！」住民の王さんの言葉は大衆の心の声を伝えた。

病院側によると、今回のイベントは医療連合体の連携を通じて、良質な医療資源を末端に浸透させることで、医師節の精神を実践し、住民のために便利な健康サービスプラットフォームを構築する。