立ち続けて4時間、1日2万歩、彼らの中には外国人留学生の姿もある
原稿発送の期日:2025-08-15 訪問回数:

8月13日、2025上海ブックフェアが予定通り開催された。多くの本好きが上海展覧センターに集まり、魅力溢れる読書の催しに共に参加した。展示館の内外には、至る所にボランティアの姿が見られており、彼らは行き届いたきめ細かなサービスで、市民たちが没入的にこの本の饗宴を楽むように協力していた。

今年、区委員会社会工作部の指導の下、静安区ボランティア協会は「書香静安」ボランティアブランドを磨き続けている。60人のボランティアを募集し、その内の大部分は上海行健職業学院の大学生ボランティアで、事前に展開された応募・選抜・勤務前教育を通じて、多くの人はバイリンガルサービスを提供することもできている。

特に、静安区は上海大学国際教育学院の外国人留学生たちと手を携えて、非常に注目されている「国際ボランティアチーム」を結成し、青春の活力で「書香静安」ボランティアサービスに国際的な要素を注入し、ボランティアの国際化という特色をより鮮明に際立たせている。

サービスの効率をさらに最適化させるため、静安ボランティアサービスは今年初めて会場内までに拡大し、「場内を主とし、場外と連動する」モデルを採用した。展示館の場内では、案内ガイド、秩序維持、読書推薦などのサービスを提供しており、展示館の場外では、上海展覧センター4番ゲートと7番ゲートに2つの臨時ボランティアブースを設置し、ボランティアが入場ラッシュ時間帯にブックフェアの案内やお問い合わせなどのボランティアサービスを展開している。

「こんにちは。何かお手伝いできることがございますか」「大麦ネットで事前にチケットを購入することができます」「東2棟はまっすぐ進んでください」。午前10時、上海行健職業学院2年生の劉金穎さんは臨時ボランティアブースで、辛抱強く市民の問い合わせに答えていた。

劉さんは、彼の仕事は電子施設が苦手な高齢者読者にチケット購入の案内を提供し、できるだけ彼らと一緒にチケット売り場に行くことだと記者に述べた。「天気は暑く、現場には人も多いため、一日中働いていると結構疲れますが、ボランティアとして、いつも熱意と専門的な態度を以って、すべてのボランティア活動に取り組まなければなりません」と、彼女は語った。

会場内のメインサービスブースでは、同じく上海行健職業学院からの陳海楽さんが市民のスタンプ集めを手伝っていたが、いつの間にか午前中に4時間も立っていた。彼女は、「上海ブックフェアでボランティアとして働くのは今年が初めてです。クラスメートと学びながらテンポを合わせています。昨日は場内巡回にも参加したので、1日2万歩以上歩きました」と述べた。「これは素晴らしい経験です。社会に奉仕し、他人を助けると同時に、自分も成長し、コミュニケーションと対応能力を高めました。」と、彼女は語った。

高温が続く中、静安区ボランティア協会は暑さ対策を非常に重視し、ボランティアの後方支援を全面的に強化している。静安区ボランティア協会の王雲峰総幹事は、「暑さ対策として、シフトを二つに分けて(8:00-16:00、16:00-21:00)ボランティアサービスを展開し、高温警報対応メカニズムを確立し、屋外サービスの時間を動的に調整しています」と説明した。場外の2つのスポットに医療品ボックスを配置し、高温時間帯に納涼飲み物を提供している。ボランティアのために、オーダーメイドの速乾半袖Tシャツ、携帯型ハンドファン、冷感ジェルシートなどの実用的なアイテムが含まれた「ボランティアエネルギーパック」も用意している。