8月20日、2025CBE杭州国際ビューティーエキスポが杭州国際博覧センターで正式に開幕した。今回の展示会には、世界20カ国・地域からの700社以上の化粧品メーカーが参加した。上海市静安区が重点的に育成しているビューティー産業革新を目指す新しいベンチマークとして、「美創静界」ビューティー健康生態コミュニティ（以下、「美創静界」）は、数社のビューティー企業と連携し、華やかに姿を現し、CBE中国ビューティーエキスポ（以下、ビューティーエキスポ）とともに産業生態の新たな未来の構築を図った。
今回の展示会で、「美創静界」は「美のために生まれ、イノベーションで進む」をテーマとし、インタラクション、科学普及、ロードショーなどの形を結びつけ、来場者にリアルタイムで皮膚バリア修復、色素管理などの技術の効果を体感させた。
今回の出展は、「美創静界」の、アジア最大規模で影響力が最も広い専門的業界展示会での「初登場」であり、美容産業の「本土で革新する」ことから「世界をリードする」ことへの進化を推進する静安区の重大な実践でもある。これは、静安区がビューティー産業革新技術の策源地、新進気鋭ブランドのスーパーインキュベーション地、及びビューティー経済のワールドクラス新ランドマークを丹念に構築し、ビューティー産業の質の高い発展を実現する上で重要かつ深遠な意義がある。
今回の「美創静界」出展の最も重要な部分は、20日当日に開催された2025CBEビューティーエコ大会である。静安区の胡勇副区長が大会に出席した。会議で、「美創静界――美博夢創基地」が正式にオープンした。
美創静界――美博夢創基地は「美創静界」、CBEビューティーエキスポ、上海夢璵実業有限公司の三者が協力して設立された、「相互推進、相互牽引」を目標とし、ビューティー産業のブランド展示から生態共同建設までの飛躍的発展の実現を目標とした基地である。企業の急速な成長を後押しするだけでなく、ビューティー業界の高級化、国際化、革新化への邁進をさらに推進することを目的としている。
具体的に言えば、基地の設立は、「美創静界」がビューティーエキスポというプラットフォームに依拠して、各種企業との広い関連と精確な連携を推進し、「美創静界」ブランドの知名度を迅速に高める一方、静安区に根を下ろす世界的ビューティー祭典として、ビューティーエキスポは「美創静界」を利用して、静安区の政策的優位性とビジネス資源と広く連携し、政府と企業が連動し、分野間融合を実現し、持続的な発展が可能な「ビューティー産業革新生態圏」を構築し、産業生態の新たな未来を共に築くことを目的にしている。
また、今回の展示会で、「美創静界」は、上海凡奕生物科技発展有限公司、上海森特維生物医学科技有限公司、上海密界生物科技有限公司、珂式（上海）美容科技有限公司、栄秀盛生（上海）科技有限公司など、5社のビューティー企業を特別に招待し、ブランド文化の伝達、各種資源の協調、革新発展の構想などにおいて、彼らと同業者、チャネルパートナーとの深い対話を積極的に推進し、良好な成果を収めた。
展示会初日、50社以上の化粧品メーカーとのビジネス商談が行われた。上海森特維生物医学科技有限公司のパートナー兼総経理の傅勤氏はインタビューで、「静安区は産業的内包が厚く、最先端のイノベーション資源を集めています。さらに、『美創静界』はわれわれの業界が共生する場として、われわれが産業チェーン上のパートナーと力を合わせ、ビューティー産業をより広い舞台へと推進することを可能にしました」と述べた。
説明によると、「美創静界」は今年5月8日にスタートして以来、静安区委員会・区政府の強力なサポートの下、「専門的なサービス、成果の転化、インキュベーションの加速化」といった3大核心機能に集中し、公共サービス・専門サービス・金融サービス・資源サービス・人材サービスなど、5大プラットフォームを積極的に構築している。
例えば、ロレアルと共同で「面白い青年・テクノロジー大Funソング」（若者とテクノロジーが創るビューティー）ビューティーハッカソン大会を開催し、「ビューティーテクノロジー青年イノベーション協力覚書」に調印し、学生募集、専門力による後押た。これにより、成果実用化、インキュベーション支援、広報宣伝などの各分野における双方の全面的な協力を強化した。復旦大学付属華山病院と協力して公共実験室を共同建設し、上海市皮膚病研究所を設立し、革新的研究開発、臨床実用化などの機能を一体化した科学研究プラットフォームの構築を計画している。上海市皮膚病病院と協力して皮膚健康「検診」ステーションを設立するほか、「二つのセンターと一つのプラットフォーム」（上海市皮膚病病院化粧品医療研究融合センター、上海漢方薬外用製剤革新工程技術研究センター、上海市皮膚健康関連製品人体評価専門技術サービスプラットフォーム）の建設を積極的に推進し、技術設備、臨床データ、機能評価基準などにおける資源を利用して、入居企業に先端技術のサポートを提供し、「美創静界」に専門的なお墨付きを提供する。ロレアル、キャセイ・キャピタルと共同で投資・設立した「キャセイ創美未来基金」などの専門的資本を頼りにして、機能と科学的特質を兼ね備え、中国の特色ある美学定義能力を備えた新世代のリーディングカンパニーの発掘・サポートに力を入れる。静安区融資サービスセンター「美創静界」産業パークサブセンター及び「美創静界」金融包摂顧問諮問室を設立し、金融力が入居企業と産業の発展をよりよく後押しするようにした。「健康新『肌』会：皮膚テクノロジーと産業動向」――ビューティー科学普及及び特別シンポジウムを積極的に展開し、皮膚健康科学研究と大衆の間における科学普及のバリアフリーの対話を推進し、「科学が美をリードする」という理念を着実に実践した……
この一連の有力な措置の実施に伴い、「フロントエンドの科学研究の実用化――ミッドエンドのインキュベーションの加速――バックエンドの消費の実現」という一体化配置されたビューティーテクノロジー生態が初歩的に規模を備えており、そのため、コア技術を掌握し、有名な専門家が在籍し、潜在力を持つ多くの国内ビューティー企業が次々と定住している。
統計によると、スタートからわずか3カ月余りの間に、「美創静界」はまさにゼロから出発し、美容メーカー40社余りを集め、産業集積は良好な形勢を見せている。
今回の出展で、「美創静界」は自身の科学技術理念、生態的優位性を十分に示し、産業発展の「新たな名刺」を全力で打ち出しただけでなく、産業生態の共同建設においても重大な戦略的協力成果を収めた。
今後、「美創静界」は「美創テクノロジー 斬新なる静界」という発展理念を堅持し、美創静界――美博夢創基地の建設を絶えず強化し、開放的な姿勢で産業チェーンの川上・川下資源を連結し、1000億クラスのビューティー・健康産業クラスターの育成を加速し、静安区と上海市のビューティー経済をより高水準へと邁進させ、ビューティー企業ないしビューティー業界全体のために持続可能な美しい価値を創造する。