9月25日、上海市人民政府とユネスコが共催する2025世界デザイン都市会議(WDCC2025)が開催された。上海が4年連続でこのデザイン分野の協力・交流の式典を開催するようになっている。
今回の大会は「設計無界 生生不息(デザインには国境なく、活気溢れ続ける)」をテーマに、世界中の知恵を集め、「グローバルなデザインイノベーション協力プラットフォームを構築し、デザインにより、新たな質の生産力の発展を推進する道を探求する」という使命とビジョンを実践し、エコデザインのバロメータ 、新しいファッションライフスタイル、産業革新の策源地の構築に全力を尽くしている。
同日、静安大寧機能区の関係責任者が招きを受けて開幕式に出席し、「美創静界」コスメ健康革新生態コミュニティ(以下、「美創静界」)を代表し、2025WDCCクリエイティブデザイン産業プロジェクトの集中発表式典に出席した。会議では、「美創静界」、グリーンデザイン国際標準成果シリーズ、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート「上海センター」、中央広播電視総台デジタル文化芸術博物館(上海)、外灘FTC、上海張江集鼎天地産業パーク、ピニンファリーナ中国本部、波司登上海本部、MISTINEミスティーン(中国)研究開発センター、XintronVentures未来食品産業加速器などのクリエイティブデザイン産業プロジェクトが集中的に発表された。
静安区が重点的に構築した産業革新プラットフォームとして、「美創静界」は始動以来、ロレアルと共同で「面白い青年・テクノロジー大Funソング」(若者とテクノロジーが融合したコスメ)コスメ・テクノロジー・ハッカソン大会を開催し、「コスメ・テクノロジー青年イノベーション協力覚書」に調印し、学生募集、専門能力による後押し、成果実用化、インキュベーション支援、広報宣伝などの各分野における双方の全面的な協力を強化した。国家清掃用品品質検査測定センター及び市品質検査院化粧品効能検査協力実験室、復旦大学皮膚病研究所などの機構を積極的に導入し、科学研究成果の実用化を加速するとともに、製品の安全性という重要な課題に対する強力なサポートを提供した。静安区が発表した「『美創静界』コスメ健康革新生態コミュニティの質の高い発展の推進に関する若干の措置」に基づき、企業誘致と産業発展に力強い「政策的原動力」を注ぎ込み、産業革新の活力を効果的に刺激している……
今までに、「専門サービス、成果実用化、インキュベーション加速」の3大機能を核心とし、「コスメ・テクノロジー+臨床実用化+首発経済(企業による新製品の発表、新業態・新モデル・新サービス・新技術の実施、1号店のオープンなどの経済活動の総称)」を一体化した産業配置を初歩的に形成し、1,000億元規模のコスメ・健康産業クラスターを育成するための良好な産業エコシステムが構築され、一流な発展環境が整備された。
今回のクリエイティブデザイン産業プロジェクトの発表は、「美創静界」と協調を結ばれた協力科学研究機構の優位性を十分に発揮させることをさらに促進し、「研究開発―検証―インキュベーション」のフルチェーンにおける革新サービス能力を絶えず強化させ、単なる物理的空間から機能が完備したイノベーション加速器へと自らをレベルアップさせた。独特な臨床資源と科学的検証能力を生かし、新鋭ブランドが最も核心的な商品力の課題を解決することに支援し、マーケティング依存の「一時的な人気商品」から科学技術と品質に支える「百年ブランド」に成長することを推進する。さらに、政府・医療・企業の三者による深い協力を持続的に深化させ、多くの核心的な力を合わせて産業エコシステムを革新し、世界のコスメ産業革新技術の策源地、新鋭ブランドのスーパーインキュベーター及びコスメ経済のワールドクラス新ランドマークの構築に努め、コスメ業界がより高水準で、よりイノベーション力を備える方向に邁進するよう共に推進していく。