上海市初!静安区、「専任同行・省跨いだ連携」で長江デルタ人材サービスの新モデルを構築
原稿発送の期日:2026-01-12 訪問回数:

2026年1月5日、江蘇省南通市の行政サービスホールにて、司唯得石油天然ガスエンジニアリング・コンサルティング(上海)有限公司の英国籍専門家・ウィリアム氏は、上海市静安区人材サービスセンターの専任スタッフ同行のもと、地域間の外国人材異動に関する届出をスピーディーに完了させた。申請の提出から手続き完了まで、所要時間はわずか2時間足らずであった。

これは静安区にとって初、ひいては上海市全体でも率先して「専任スタッフ同行・省跨いだワンストップ連携」モデルを通じて行われた長江デルタ外国人材の地域間流動登録であり、静安区の国際人材サービスブランド「上静」のアップグレードを象徴するとともに、長江デルタ人材一体化に向けた実践的なモデルを提供した。

企業の緊急ニーズに即応

2025年12月、静安区人材サービスセンターは企業訪問の中で、司唯得(上海)社が重点プロジェクト推進のため、核心的な外国専門家であるウィリアム氏を南通支社へ至急派遣する必要があると分かった。従来の手順に従えば、上海で就労許可と居留許可を取り消してから、改めて南通で再申請を行う必要があり、完了までに30~45日間が必要となるため、プロジェクトの進捗に深刻な影響を及ぼす可能性が高い。

このため、静安区人材サービスセンターは迅速に対応し、長江デルタ外国人材サービス連携メカニズムに依拠し、市・区の人材工作局の支援のもと、南通市科学技術局の外国専門家部門と進んで連携した。協同プラットフォームを通じてオンラインでの書類事前審査と審査基準の統一を行うことで、企業のために明確かつ高効率なオフライン手続きプランをオーダーメイドで策定した。

その後、専任スタッフが企業担当者と専門家に同行して南通へ赴き、手続きを調整することで、各プロセスのシームレスな接続と「一回の訪問で済ませる」ことを実現。真の意味での「一箇所での届出、両地での相互承認」を達成し、重複申請や複数回の出直しといった負担を避けた。

「信じられないほどスムーズな体験だ!」と、届出証明書を手にしたウィリアム氏は感嘆した。同社の大中華区責任者も次のように評価した。「このサービスで、我々が抱えている大きな課題が解決され、外国人材の移動における行政のバリアを打破してくれた。おかげで長江デルタでの事業展開がより柔軟になる。スムーズな行政手続きは、プロジェクトの推進を後押しするだけでなく、長江デルタでの発展に対する外国人専門家の自信も高めさせた」。

バリアを打破し、サービスを革新

この革新的なサービスは、静安区が企業の人材ニーズを深く理解し、進んで応えた結果である。

近年、「国際静安、卓越した都市」という目標を掲げ、静安区は持続的に人材エコシステムを最適化している。2025年、「海外人材優遇パッケージ」を導入し、地域間移動ガイダンス、政策マッチング、生活支援などの包括的サービスを提供してきた。ウィリアム氏のケースは、まさにその中の「長江デルタの優先措置」の具体的実践である。上海市と静安区人材部門の連携および長江デルタ・サービス連携ネットワークの共同構築のもと、静安区は「事前審査の共有+実地同行+両地の相互承認」という全プロセスにわたるサービス体系の確立に注力している。これにより地域間のバリアがなくなり、長江デルタにおける人材の自由な流動と効率的な配置を推進することになる。

今回の手続きの成功は、企業の「切実な課題(急用・難問・悩み・のぞみ)」を着実に解決し、重点プロジェクトの推進を後押ししただけでなく、外部に向けて「長江デルタは国際人材を歓迎し、人材シェアリングのトレンドを捉えている」という明確なシグナルを発信した。「受け身の窓口対応」から「同行・協調支援」へ、「段階別手続き」から「協同推進」へ、静安区は制度イノベーションとサービスの最適化を通じ、真に人材への規制緩和を実現し、企業の発展を支援し、長江デルタを世界の人材が憧れるイノベーション拠点となるための「横展開可能なモデルケース」を提供した。

静安から南通へ、上海から長江デルタへ、国際人材流動のボトルネックは解消されつつあり、一体化発展の活力は持続的に高まっている。静安区はまさに、最も温かみのあるサービス行動をもって、「人材は遠くから喜んで静安に来たり、根を下ろして暮す」というサービス理念を体現している。

今後、静安区はこれを契機として、「重点企業およびハイレベル人材の地域間流動支援プログラム」を体系化する見通し。サービスの範囲を省を跨ぐ届出から、外国人材の中国での仕事・生活における複数な重要段階へと徐々に拡大させ、持続的かつ実務的で革新的なサービス実践をもって、長江デルタ一体化における人材エコシステムの構築と質の高い発展を支えていく。