上海市静安区は現在、「国際消費中心都市」の中核エリア建設を高水準で推進し、世界的ブランドの集積地およびファッショントレンドの発信地としての地位確立に全力を挙げている。こうした戦略的指針の下、同区は強力な集客力を発揮し続けており、世界的影響力を持つ業界のリーディングブランドが続々と進出している。
こうした中、デンマークを代表する国宝級デザインブランド「HAY」がこのほど、興業太古匯にてポップアップストア「設計在場、霊感在途(デザインの在り処、旅するインスピレーション)」をオープンした。
HAYは、独自な北欧デザインの美学と先見性のあるライフスタイル提案により、アート、デザイン、そしてソーシャル要素が融合した新たな没入型消費ランドマークを静安区にもたらした。さらに、「入って、感じて、暮らせる」空間の物語を通じて、国際レベルのクリエイティブ体験を都市の公共生活に深く浸透させている。この取り組みは、静安区が目指す「グローバルブランドの中国市場における初公開、初展示、初出店の第一候補地」としての地位をより強固にし、同区の消費レベルと質の飛躍的な向上に強力な原動力を注入するものである。
HAYの新たな上海ポップアップストアは、興業太古匯のLG105区画に位置する。デザイン、アート、生活をめぐる特別なイベントを通じ、上海における同ブランドの重要で新たな章を綴っていく。「設計在場、霊感在途」をテーマとした本イベントは、空間、製品、そして人との相互作用を通じ、現代のライフスタイルに対するHAYの絶え間ない探求を表現することを目的としている。ストアの設計は、従来の小売りの論理にとらわれず、開放的な「生活シーン」として構築されているのが特徴である。ホームインテリアの雰囲気、照明、日常のアクセサリーが一つのシチュエーションに統合され、来場者は自由に歩き回り、見て、交流することで、デザインが日常の中にリアルに存在していることを実感できる。
ここでは、デザインがあえて強調されることはなく、リラックスした心地よいリズムの中で、人と人、人と空間をつなぐ重要な媒介となっている。空間デザインには、青と赤が大胆に使用されている。青は上海という都市が持つ現代性と流動性に応える同時に、海の開放性と包容力を象徴しており、秩序と親しみやすさを兼ね備えた雰囲気を醸し出している。デザインは単に陳列される対象ではなく、実際に使用され、感じられる生活の要素となっている。
会場ではアート作品の展示や、製品・デザインに関するコンサルティング、抽選イベントなども行われ、多様な背景を持つ来場者がそれぞれの方法で空間に関われるよう工夫されている。また、イベントの一環として「HAY House クッキーショップ」も期間中オープン。来場者が写真撮影やシェアを通じて、よりリラックスした形でイベントに参加し、この瞬間の生活のシーンを記録に残せるようになっている。
コペンハーゲンで創業したHAYは、「優れたデザインを日常の一部にする」という理念を一貫して掲げている。今回の上海ポップアップストアは、都市におけるブランドの段階的な姿を示すだけでなく、未来への予告でもある。それは、より開放的な空間表現を通じ、デザインがいかにして現代の生活に関わり、それを形作っていくかを探求し続けるという試みである。現代の生活において、個人と公共、居住と仕事の境界線はますます流動的になっている。この事実に基づき、HAYの家具、照明、アクセサリーは、多様な空間や使用シーンに適応できるプロダクトシステムとしてデザインされており、日常生活を支えると同時に、変化にも応えている。ホームアクセサリーから家具に至るまで、HAYは一見平凡だが欠かせない日常の品々を現代的な視点で再解釈し、デザインを自然な形で生活に溶け込ませている。
今回HAYポップアップストアの展開は、静安区が積極的に推進する「国際消費中心都市モデル区」の構築および多様なファッション消費シーンの育成における生き生きとした実践例と言える。デザインの美学と日常生活を深く融合させることで、HAYは消費者に「感知でき、対話でき、共有できる」新たな消費体験を提供しただけでなく、ファッション消費の拠点である静安区のブランドエコシステムをさらに豊かにした。今後、静安区はブランド理念、生活芸術、空間美学を融合させたこうした革新的なプロジェクトを継続的に奨励・支援していく方針である。高品質かつ特色ある新たな消費シーンを構築し続け、市民の「豊かな生活」への憧れに応えるとともに、地域消費のファッション化、ブランド化、そして体験型化へのアップグレードを推進することで、静安区の消費市場が持つ牽引力と集客力を全面的にアピールしていく。