第16回「中国観光の日」を控え、静安区文化・観光発展促進センターは「GALLOP WITH JING'AN・躍動静安」と題したバイリンガル探索マップを発表した。このユニークな探索マップは現在、中国語・英語版と中国語・フランス語版の2種類があり、「1枚の地図で思う存分楽しむ」というコンセプトのもと、所轄にある革命ランドマーク、上海スタイルの街並み、 商業施設、文化施設、展示資源、都市のレジャースポットを「連なる真珠のように」結びつけ、静安国際ビジネスハブを起点とする4つのCity Walkルートを形成する。これにより、上海在住の外国人、各国の若者、そして訪中観光客が、静安区の「食・住・移動・観光・ショッピング・娯楽」といった多岐にわたる魅力を、より迅速かつ手軽に楽しめるよう支援する。
バイリンガル探索マップ(中国語・英語版)
西ルート:日常生活のひととき
GALLOP WITH JING'AN
千年の歴史を誇る古刹・静安寺を起点に、上海の夜のモダンな記憶が凝縮された「百楽門」、老舗と新鋭な店舗が集まる「900食品城」、 上海スタイルの医薬文化と無形文化遺産の技を受け継ぐ「雷允上薬城」、弄堂(路地)の人々の日常生活に触れる「愚谷邨」、異国情緒あふれる庭園付き路地住宅「湧泉坊」、そして活気に満ちた「創邑SPACE愚園」を巡り、温もりのある静安区の日常に触れることができる。
おすすめスポット
◆百楽門
静安区愚園路218号に位置する百楽門は1932年に建てられ、「極東第一楽府」と称され、旧上海の豪華な娯楽施設の象徴として知られている。かつて『夜上海』や『夜来香』といった名曲もここで歌われ始めた。アール・デコ様式の建築は優雅で気品に満ちている。ネオンの光がきらめき、ジャズの調べが流れる中、ダンスのステップと光と影が織りなす光景は、かつての上海租界エリアのモダンな雰囲気と都会の風景がうかがえる。
◆900食品城
万航渡路50番地に位置する「900食品城」は、「九百世紀食品城」をリニューアルして生まれ変わったもので、静安寺商業圏のグルメランドマークとなっている。西区の「老大房」や「三陽盛」などの老舗が20軒以上集まるだけでなく、「MANNER COFFEE」など、トレンディな人気ブランドも数多く出店している。静安区の食文化の象徴として、オールド上海の美食の記憶を継承しつつ、新世代の消費トレンドもアピールしている。
北ルート:上品なライフスタイル
GALLOP WITH JING'AN
ラズロ・ヒューデックが設計した庭園付き住宅の名作「緑の家」を出発点に、100年以上の歴史を持つ洋館にひっそりと佇む「ピカソ美術館」、修復を経て再び輝きを取り戻した「何東旧居」を巡り、中国文字の書体デザインの発展の歩みを伝える「上海印刷技術研究所」、1940年代の上海を代表する劇場の一つである「美琪大劇院」へと散策しながら、静安区のモダンな美意識と文化的な雰囲気を楽しめることができる。
静安区のライフスタイルを「解き明かす」なら、「緑楊邨酒家」の本格的な淮揚風点心(お菓子)や料理、そして「蝴蝶食坊」の四季折々の料理は絶対に見逃せない。
おすすめスポット
◆美琪大戯院
20世紀40年代の上海を代表する劇場の一つである「美琪大劇院」は1941年に建てられ、著名な建築家・范文照氏によって設計された。梅蘭芳をはじめとする多くの名優たちがここで公演を繰り広げた。建築はアール・デコ様式を採用している。流線型の外観に曲線的なコーナーと垂直のラインが調和し、シンプルで滑らかなデザインを呈している。現在、「上海市優秀歴史建築」と「20世紀建築遺産」として認定され、上海スタイルの現代建築と文化的ランドマークとなっている。
南ルート:文化の魅力
GALLOP WITH JING'AN
ここでは、静安区で最も魅力的な読書文化、コーヒーの香り、そして老舗の魅力を満喫することができる。上海の老舗の歴史を現代的な手法で伝える「華山263老舗ブランド館」、街角で上海流のコーヒー文化を受け継ぐ老舗「上海牌コーヒー」、「蔡元培旧居」、何世代もの上海人の成長を見守ってきた老舗洋菓子店「紅宝石」、住民から絶賛される公共文化スペース、路地の奥深くにひっそりと佇む「裕華新村」、修復を経て文化の物語を語り続ける「合衆図書館旧跡」を巡り、この街の歴史と文化の記憶をじっくりと味わうことができる。
おすすめスポット
◆華山263老舗ブランド館
1899年に建てられたチューダー・リバイバル様式の100年以上の歴史を持つ洋館に佇む「華山263老舗ブランド館」は、上海初の老舗文化をテーマとした公共スペースだ。館内には「大白兔」「光明」「英雄」など、上海の老舗ブランド200社以上が集結している。没入型のシーン演出、マルチメディアによるインタラクティブ体験、実物の展示を通じて、歳月を重ねた上海職人の精神を表現し、老舗と上海が共生する都市の物語を伝えている。ここは上海ならではの商業文明の歴史の縮図であると同時に、都市文化の継承と革新を伝える窓口でもある。
東ルート:モダンな趣
GALLOP WITH JING'AN
この「City Walk」ルートを散策しながら、静安区の最も特徴的な上海スタイルのモダンさと、都市再生の成果を堪能することができる。
「1920年の毛沢東旧居」、上海を代表するソビエト様式の建築物の一つである「上海展覧センター」から、精巧な手工芸と伝統工芸で上海女性の気品と美意識を表現する上海流チャイナドレスの老舗「龍鳳旗袍」、そしてファッションと文化イベントを通じて歴史的建造物の生命力を継承する「栄宗敬旧居(Prada Rong Zhai)」、 「海上第一の名園」から「首発経済」(企業が新製品、新業態、新モデル、新サービス、新技術を打ち出したり、1号店を新規開業したりするなど、一連の『初』を特徴とした経済活動)のランドマーク地区へと変貌を遂げた「張園」、そして四季折々の上海風軽食を楽しめる王家沙点心店(南京西路本店)や、南京西路に「停泊」するルイ・ヴィトンの船型施設と「ビジョナリー・ジャーニー」展まで、どのスポットにもオリジナルでモダンな趣が感じられる。
おすすめスポット
◆龍鳳旗袍
民国時代に誕生した「龍鳳旗袍」は、国家級無形文化遺産の伝承ブランドとして、上海スタイルのチャイナドレスを代表する名店だ。その製作技術は、江南地域の伝統的な仕立ての技法を継承しつつ、西洋のアパレル理念も取り入れている。特に精巧なパターンメイキングやシルエット形成に長けている。また、パッチワーク、インレイ、縁取り、巻き縫い、刺繍といった工程を精巧に施し、独特な手作りボタンと上品な模様を組み合わせ、 細部までこだわった仕立てと、柔らかく体にフィットするシルエットは、上海の女性ならではの優雅で穏やかな気品と、クラシックな美意識を完璧に表現している。
バイリンガル探索マップの入手方法:「GALLOP WITH JINGAN・躍動静安」のバイリンガル探索マップは、安義路63番地にある静安区観光案内所(安義路拠点)と浦東国際空港第1ターミナル、虹橋国際空港第1ターミナル・第2ターミナルの観光案内サービスセンターで無料で入手することができる。
今後、この地図は静安国際ビジネスハブ、南西・海上驛、張園などの場所でも順次配布される予定だ。
このバイリンガル探索マップで静安区を思う存分満喫しよう!