6月8日、静安区人材工作会議及び区優秀人材表彰大会が上海展覧センターで開催された。今回の会議は、静安区が「静英」人材行動計画を強力に実施し、ハイレベル人材集積エリアの建設を加速するというミッションをめぐり、優秀な人材の「先手」を打つ取り組みを推進すると同時に、近年静安区の各分野の優秀な人材を盛大に表彰するものでもある。上海市委員会組織部常務副部長の曹遠峰氏、静安区委員会書記の于勇氏、静安区委員会副書記・区長の王華氏、静安区人民代表大会常務委員会主任の顧雲豪氏、静安区政治協商会議主席の丁宝定氏が会議に出席し、表彰された優秀な人材に賞を与えた。
于勇書記は会議で、静安区は卓越した現代化国際都市区を全面的に建設し、中国式現代化の都市区の見本を作っている。われわれはいかなる時よりも人材を求めており、いかなる時より人材を成就することができると述べた。静安区は「国際化」の方向性を際立たせること。「国際静安」の優位性をさらに活用し、拡大させ、海外ハイレベル人材の導入・集積に力を入れ、影響力が大きく、能力が高く、つながりの広い業界フォーラム・ハイエンドプラットフォームを積極的に構築し、より多くの海外人材とトップレベル人材の静安交流・協力・発展を推進する。「ピラミッド」のグループを構築すること。人材の国際化程度の向上に力を入れるだけでなく、より合理的なグループの構築にも力を入れ、全面的な力の発揮、いろんな方面から突破、統一的な推進を堅持し、より壮大な人材グループを育成しなければならない。さらに、「高品質」な環境を整えること。より大きな迫力をもって系統的に改革を深化させ、より深いレベルで人材を解放させ、制限を設けないこと。同時に、人材の生活問題の解決をさらに着実にとらえ、各種の人材が「起業の機会があり、仕事をする舞台があり、発展の余地があり、社会的地位がある」ように努力しなければならない。
今回の会議で表彰されたのは100人の優秀な人材で、プラットフォームの一次審査、専門家の審査、総合審査などの段階を経て選出された。そのうち傑出した人材が10人、傑出した人材(ノミネート)が12人、リーダー的な人材が28人、中・青年のトップレベル人材が50人で、いずれも経済・社会・文化など各分野の優秀な人材の代表だ。表彰を通じて、優秀な人材の静安における革新的かつ実践的な精神をさらに宣伝し、各分野・各業界の優秀な人材を深く激励し、静安の人材の優位性を絶えず厚く植え付け、「知性を競い合い、誰もがその才能を発揮する」という良好な雰囲気を醸成する。
会議で静安区は、「静英」人材計画の全体的な活動プランを発表した。昨年打ち出された「静安人材新ポリシー15条」に対する深化・発展である。静安区は今年、「人材チームの建設」、「革新・起業」、「人材交流プラットフォーム・キャリア」、「人材サービス」の4分野の業務をめぐり、「静英・優」、「静英・創」、「静英・融」、「静英・品」の4つの業務ブランドを立ち上げ、計48項目の重点人材業務プロジェクトを打ち出した。うち2023年業務プロジェクトは29項目、中長期プロジェクトは19項目ある。その中で、「静英・優」シリーズの「人材チーム建設」事業ブランドは、ハイレベル人材の導入と育成に焦点を当て、青年人材貯水池プロジェクトを完備させ、基幹産業と社会各分野の人材の育成を強化する。「静英・創」シリーズの「革新・起業」ブランドは、革新・起業コンテストが人材と良質な起業プロジェクトを集める優位性をさらに発揮し、各級の革新・起業キャリアの質の高い発展を推進する。「静英・融」シリーズの「人材交流プラットフォームキャリアー」業務ブランドは、基幹産業のハイエンドフォーラムサロン業界の風向計の役割を十分に発揮し、人材交流プラットフォームキャリアーの外延を広く開拓する。「静英・品」シリーズの「人材サービス」仕事ブランドは、「静安人材執事」の運用シーンを絶えず開拓し、「静安優秀人材パスポート」の機能を豊かさせ、「正確化、多元化、個性化」された高品質な人材サービス保障システムの実現に努めている。
注目すべきは、「静英グローバルパートナー」計画と「静英薈」業界トップ融合フォーラムという2つの革新プロジェクトが重点的に打ち出されたことだ。
「静英グローバルパートナー」計画は静安人力資源サービス機構の集積優位性を十分に発揮し、中国上海人力資源サービス産業団地に依拠して、人力資源ブランドのサプライヤーリストを設立し、知名度、専門度ともに強い人力資源リーダー企業を選び、グローバルな影響範囲と影響力を持つ人的資源サービスプラットフォームを設立する。「静英グローバルパートナー」計画は「3+6」基幹産業(つまり上海の3大先導産業と静安の6大基幹産業)に焦点を当て、ブランドサプライヤーらは上海と国際人材市場の連携と融合の過程で人的資源機構の市場優位性を発揮し、長江デルタの人材一体化を背景に高素質人材の導入とハイレベル人材サービスの共有・連結、革新協力、産業連動、成果の共用を推進し、人的資源要素のより広い範囲でのスムーズな移動をさらに促進することを模索する。
「静英薈」業界トップ融合フォーラムは引き続き静安の既存のハイエンドフォーラムの経験と優位性を発揮して、第一陣で、静安「梅園論剣」人的資源ハイエンドフォーラム、フォーブス・静安南京西路フォーラム、グローバルウェルスマネジメントフォーラム上海蘇河湾サミットなど三つの比較的成熟したサミットフォーラムに組み入れて、共同フォーラムは全市の大局と地域の発展に着目して、基幹産業に焦点を当てて、さらに各業界のトップフォーラムを育成・磨き、より高度な方向に発展させ、「英雄帖」を広く配布、「特別ゲスト」を招くなどの形で、業界内のトップ企業と人材を集めて、全国ないし世界の影響力と波及効果を深化して、より多くの専門人材を上海と静安に引き付け・集め、人材流動の好循環の形成を加速させる。