静安区の映画とテレビ・eスポーツ産業政策をさらに宣伝し、静安の文化産業発展の優位性と特徴を際立たせ、地域のビジネス環境と都市部のイメージをアピールするため、静安区文化観光局は12月8日午後、第2回中国ゲームイノベーションコンテストの授賞式イベントをきっかけに、静安の5大映画・テレビ・eスポーツ産業パークの1つである宏慧視界BOXで記者会見を開き、2021年に静安区が映画・テレビ・eスポーツ産業政策のバージョンアップ版「両電一新静九条」を再発表して以来、静安の映画、eスポーツ、新経済、新消費、新業態における新たな成果と再出発を紹介した。
一、新たな成果を振り返ると、静安区の映画・テレビ・eスポーツ産業の発展は著しい成果を収めている
2021年6月、第24回上海国際映画祭期間中、静安区は産業政策「両電一新静九条」を発表した。政策発表以来、静安は産業政策のけん引・リーディングの役割を十分に発揮し、地域資源と産業の優位性を統合し、産業の新業態と新モデルを積極的に育成し、「世界映画・テレビ創製センター」「世界eスポーツの都」の中核エリアの構築に力を入れている。産業発展の成果には主に次の4つの面がある:
(一)優秀な映画・テレビ、eスポーツ企業、業界の人材を集めて静安に定住させた。2021年から現在まで、静安区が誘致した映画・テレビ・eスポーツ系のベンチャー企業は700社を超え、総登録資本金は35億元を超えた。例えば劇浪影視、梦将軍影業、昂禾影視など30数社の重点映像類企業を導入した。浙江カードゲーム、久之潤など20数社の優良eスポーツ企業が設立された。2021世界eスポーツ大会において、 ライアットゲームズは静安と契約を結び、同社初の海外グローバル研究開発センターが静安に設置された。また、上海市映画局の「映画人材の上海回帰」に関する仕事の要求に応えるため、静安区は優秀な青年映画従事者の誘致に力を入れ、そのチームとプロジェクトを静安に誘致し、産業人材の高地を徐々に築き上げている。
(二)一連の「現象級(社会注目を巻き起こす)」の映画・テレビの優秀作品が生まれた。和賢士達影業が投資したドラマ『人世間』は、2022年のCCTVの新年劇として、第31回中国テレビ金鷹賞の「優秀ドラマ」大賞を受賞した。夢将軍がプロデュースした映画『奇迹・笨小孩(Nice View)』は、今年の春節に公開された後、累計興行収入が13億元を突破した。冬春影業が制作したドラマ『八角亭謎霧』が愛奇芸で絶賛公開中。巨奔映画業が出品した映画『烏海』は香港国際映画祭、ソフィア国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭など一連の国内外の映画祭で受賞した。愛奇芸影業が出品した映画『掃黒・決戦』の興行収入が4億元を突破し、中国映画史において、メーデー枠映画の累計興行収入記録を打ち破った。もう一本の映画『さよなら、少年』は第34回中国映画金鶏賞最優秀児童映画賞の栄誉に輝いた。また、静安区の映画・テレビ企業は2021年から現在までに、46本の映画作品のプロジェクトが立ち上げられ、映画のプロジェクト数は中心市街地のトップとなっている。
(三)eスポーツ産業の逆風に逆らう発展の成果が現れた。eスポーツ産業はその強いオンライン属性と大きなユーザー数を利用して、新型コロナウイルス感染拡大期間中の静安区デジタル文化旅行産業の重要な力となった。腾競体育は2021年、遠隔中継センター第3期を完了し、技術のアップグレードを繰り返した結果、複数プロジェクトの並行制作能力を備え、世界のすべての地域のリーグ・オブ・レジェンドシリーズ大会のライブ制作をカバーした。ライアットゲームズによる初のアニメシリーズ『リーグ・オブ・レジェンド:双城之戦』は放送開始以来、全世界で再生率上位にランクインしており、イーソン・チャンが歌う中国語の主題歌『孤勇者』はヒット曲となっている。また、静安区では、全国ゲームイノベーションコンテスト授賞祭典が連続して開催され、テンセントのTGAツアー、CODMのコール オブ デューティシリーズスマホアプリゲーム全国プロリーグ、北京冬季五輪のパフォーマンスプログラム「2022インテルワールドオープン」などの重要大会を開催したことにより、静安区の産業ブランドと都市部のイメージがさらに向上した。
(四)一連の「静九条」産業政策申し込みプロジェクトを支援した。静安区は今年、第1次の新産業政策の申し込み、受付、審査を完了し、46社、81項目のプロジェクトが積極的に申し込み、審査を経て40項目近くの重点プロジェクトに支援を行った。支援するタイプは、キャリアプラットフォームの構築、企業の融資・貸付、研究開発・製作、撮影・製作・発行、優秀作品の奨励、技術レベルの向上のサポート、競技・イベントの開催及びIPデリバティブ商品の開発などの各方面をカバーしている。産業資金の支援総額は2000万元近くに達した。
新型コロナウイルスの繰り返し発生は文化旅行業界にかつてない挑戦をもたらしているが、静安の映画・テレビ、eスポーツなどの文化・創造産業への支援はこれまで通り、一貫して行われている。静安は映画・テレビ、eスポーツ、芸術、出版などの各種文化企業が静安に定着し、しっかり発展することを常に歓迎している!そして全力を尽くして企業の健全な発展のためにアシスト、助力する。熱意とプロフェッショナルで効率的なサービスで、企業の着実な成長を支える!
二、再出発へ踏み出し、静安区の映画・テレビ・eスポーツ産業の発展は今なお盛んである
静安区の映画・テレビ、eスポーツ産業は先発の優位性と礎を固めており、市と区の2つの政府部門の強力な支援の下、引き続き発展・拡大し、花を咲かせて実る。今後、静安区の映画・テレビ、eスポーツ産業の発展は次の3つの方面に焦点を当てていく。
(一)「人材」に焦点を絞り、「新人・新作・新サーキット」に注目する。一方では、産業政策のけん引役を十分に発揮し、より多くの優秀な映画・テレビ・eスポーツ人材を上海に定住させ、静安に集め、より多くの良質で高成長型企業を静安に引きつけ、発展・拡大させる。一方で、引き続き「新規プロジェクト」に注目。「静安出品」「静安逸品」に注目し、「映画・テレビ+」「eスポーツ+」「文化+」などの新たなサーキットに注目し、デジタル文化IPの発展に注目する。
(二)「キャリア」に焦点を絞り、「映画・テレビ・eスポーツ創製センター」を絶えずに強化していく。静安区は宏慧視界BOX、珠江創意園(クリエイティブパーク)、秀709、静安新業坊などの映画・テレビ、eスポーツ産業を主導とする文化・クリエイティブ産業パークのさらなる質向上と効果の拡大を持続的に推進する。静安区は2023年、永和ビジネスセンターを拠点とし、静安の「世界映画・テレビeスポーツ創製センター」の構築に力を入れ、文化企業に展示・陳列スペース、ワークスペース、交流スペースを提供する。
(三)「プラットフォーム」に焦点を絞り、良質な産業サービスブランドを絶えず構築する。静安区は「静九条」産業政策の宣伝力と支援力を持続的に強化し、中国音響映像・デジタル出版協会と協力し、全国eスポーツ産業研究院などの専門機構プラットフォームを共同で構築し、「光影π」文化旅行企業サロン、「IP創智匯」、静安「巨匠シリーズ」テーマイベント、静安区版権サービスフォーラムなどの各種イベントプラットフォームを通じて、政府と企業の良好な相互作用を形成し、相互信頼の基礎を絶えず固め、より多くの「静安製」の優秀作品を作り上げるために共に努力する。これまで通り上海が世界映画・テレビ創製センター、世界eスポーツの都を築くために「静安モデル」を作り上げる。