第5回中国国際輸入博覧会の静安区投資プロモーションで、静安区は再び世界の舞台の中央に立ち、静安CBDは注目の焦点となった。

現在、党の第20回全国代表大会が成功裏に開催されていると同時に、第5回中国国際輸入博覧会が盛大に開催されている最中である。重要な歴史的時期に立って、静安区は積極的に経済の質の高い発展の新しい道を模索している。昨年の第4回中国国際輸入博覧会で、『南京西路国際競争力指数』を盛大に発表し、外部に静安経済の最も輝かしい名刺-南京西路を十分に示し、良い社会的反響を得ました。今年の第5回中国国際輸入博覧会では、静安区が勢いに乗ってさらに強力な政策を打ち出し、世界の5大有名不動産コンサルティング機関の1つであるジョーンズ・ラング・ラサールと共同で、『静安に出会う-新しい視点で世界レベルのCBD』を発表した。静安全区の産業が最も特色があり、資源が最も優れ、キャリヤーの品質が最も良い地域を集中的にアピールし、より広く、より全面的で、より生き生きとした静安を世界に展示している。

一、地域発展の魅力が静安CBDの形成を駆動し、全体的な実力で静安を世界トップクラスのCBDに押し上げる

コア観点：世界トップクラスのCBDの発展モデルを模索することは、上海の世界都市ランキング入りを後押しする重要な要素だ。経済の実力、資源の恵み、奥地の深さなどの核心要素は静安区を世界トップクラスのCBDの仲間入りに最も近く、最も潜在力がある最優先地区とさせ、静安区に世界トップクラスのCBDと肩を並べる自信と決意を与えた。

静安区は「第13次五カ年計画」期間の高速発展と「第14次五カ年計画」期間の穏健な経営を経て、区委員会・区政府の指導の下、世界トップクラスのビジネス区の発展経験を絶えず汲み取り、地域の質の高い発展の道を模索し、経済のエネルギー準位は絶えず強化され、上げている。「第14次五カ年計画」以降、静安の経済発展の勢いは急速で、世界トップクラスのCBDに入る地域発展の新モデルが初めて姿を現し、上海が世界都市に進出する中核的な原動力と重要な支えとなった。

経済力は全面的にトップを走っている。静安区は上海の中核に位置し、鮮明な立地の優位性と強い経済力を有し、その経済発展が全市をリードし続けている。2021年、静安区の税収総額は前年同期比22.7%増の841.8億元に達し、外税規模と占める割合は中心市街地で第1位、区レベル一般公共予算収入は278.48億元で上海中心市街地で第1位となり、億元ビルの数は歴史的な突破を実現し、80棟に達した。今年に入ってから、税収総額は603.41億元に達し、区レベル一般公共予算収入は207.95億元に達した。

ここ数年来、静安区は相次いで「グローバルサービスプロバイダ－プラン」、「本部経済パワーアッププラン」、「アジア太平洋運営本部サポートプラン」、「企業誘致倍増プラン」を実施し、多くの業界別の大手企業、企業本部が静安区を中国進出、上海発展の最優先地区として誘致している。現在、静安区の「グローバルサービスプロバイダープラン」は「長江デルタ地域一体化発展2022年度業務計画」に盛り込まれており、静安グローバルサービスプロバイダ－は78社に達し、GaWC175にリストアップされるグローバルサービスプロバイダ－の数は全市の3分の1を占めている。全区の多国籍企業の地域本部は110カ所に達し、うち貿易型本部が12カ所、民間企業本部が22カ所ある。

資源の恵みは豊富である。静安区は独特な資源を持ち、地理的位置に恵まれ、南北を貫通する一本の高架で、静安発展の大動脈を繋がり、資源の交換、産業の融合を実現した。蘇州河は、静安の東と西を流れ、静安に独特の水域資源を与えた。一つの南京西路は、地域の協調発展をリードし、経済発展の礎をしっかりと築き上げている。去年発表された「南京西路国際競争力指数」によると、都市のけん引力、商業地区の集約力、人的・文化的魅力、国際的影響力などの面から見ても、南京西路は世界トップの地位を維持している。南京西路は静安CBDの「発展極核」として、影響力を十分に発揮し、静安CBD全体の躍進をけん引し、世界トップクラスのCBDに仲間入りする。

例えば、日本の有名な飲料企業サントリー会社、傘下の事業は多岐に渡って、ハイエンドの洋酒業の他に、もっとなじみ深い飲料事業もあって、また飲食ブランドもある。静安の異なる機能、異なる位置付け、異なるタイプのキャリヤーなど、豊富な選択肢はサントリー会社に多様で多元的な選択を提供している。現在、サントリー傘下の洋酒会社は繁華街の南京西路沿線に、飲料会社は「新鋭」の蘇河湾エリアにオフィスを構えており、飲食部門の「胡椒厨房」などの中・低価格帯のブランドが静安の各ショッピングモール内に散らばっており、ハイエンドブランドの東京和食はこのほどリニューアル・アップグレードした中信泰富広場と契約し、2023年に対外営業を予定している。

米国発のブルーボトルコーヒーは「コーヒー界のApple」と呼ばれ、中国大陸市場に正式に進出した後、静安蘇河湾を第1ステーションとしてブルーボトルコーヒーの中国初店舗をオープンした。その後南京西路嘉里センター店と張園店を次々とオープンし、ブルーボトルコーヒー焙煎工場を同市北高新園区に設置した。静安CDBの深い奥地は企業の商業、貿易、焙煎工場などの総合的な発展の需要を満たしている。

奥地の深さが発展をけん引する。静安区は奥地の深さと産業集積により、すでに多元的な産業空間と復合産業生態を形成しており、静安CBDは470万立方メートル近くのオフィススケールでロンドン西区（270万立方メートル）を超え、ニューヨークミッドタウンに次ぐ規模となっている。

「第14次五カ年計画」期間中、静安区は「一軸三帯」発展戦略を大いに実施し、南京西路を礎石とし、産業の絶え間ない深い発展を促した。

静安区六大基幹産業にランク付けられた生命健康産業を例にすると、区内にはバイオ医薬企業が集積しており、世界の大手薬業界トップ10のうち5社が静安区に根を下ろしており、ファイザー、ブリストル・マイヤーズ スクイブなどを含む。世界製薬企業トップ50のうち、イーライリリー・アンド・カンパニー、アラガン、エーザイなど、3分の1以上の企業が静安区に拠点を構えている。また、中国国内のバイオ医薬企業も静安区の「魅力」を受信した。革新薬の研究開発・普及に注力する百済神州（上海）企業管理諮詢有限公司、心血管疾患分野に注力する箕星薬品（科技）有限公司、中国国内の眼科医薬プラットフォームである欧康維視生物医薬（上海）有限公司、香港株上場の医薬企業である雲頂新耀医薬科技有限公司上海支社などが続々と静安区に進出した。

また、優位な産業である金融サービス分野では、トップ企業の集積効果が日増しに顕著になり、華金証券股份有限公司、鑫元基金管理有限公司、中化商業保理（上海）有限公司、シュローダー交銀理財有限公司はいずれも近年静安に進出してきた業界のリーディングカンパニーである。

クラランス社は長年静安に根を下ろしており、主要チームは多国籍企業が集まる南京西路沿線で勤務しており、中国区本部もここに設置されているが、同社の研究開発センターは同社初の海外実験室でもあり、中環の両翼の市北エリアに設置されており、南本部、北R&Dというレイアウトは同社が中国市場を深く開拓し続ける上で重要な支えとなっている。静安の南北奥行きのある空間配置こそが、クラランス社にさらに広い発展空間を提供した。

二、「一軸三帯」  内生的原動力が静安CBD発展の内包を構築する

コア観点：複合発展軸は核心けん引区、拡大浸透区、奥地支持区を貫き、資源連動、産業相互補完、文化融合、品質協調の静安CBD発展モデルを作り上げた。

「1+3」コアフレームワーク。すなわち、「1」とは南北を貫く複合発展軸、「3」とは南京西路コアけん引エリア、一河両岸拡大浸透エリア、中環の両翼奥地サポートエリアを指す。

南京西路のコアリード-CBD建設のコアエンジンを構築し、静安発展のナビゲーターとコアエンジンとして、静安区は絶えず南京西路を「広く厚く」させ、経済発展の基礎をしっかりと築き上げている。数十年の発展を経て、南京西路コアエリアの2.6平方キロメートルの土地に130万立方メートルのA級以上の良質オフィスキャリヤーが搭載され、将来的にはさらに50万立方メートルの供給が予定されている。最も発達しているビル経済。上海初の「億元ビル」、1棟目の「月間億ビル」、1棟目の「ダブル月間億ビル」はいずれもここに誕生した。2021年、恒隆広場の税収は100億元を突破し、上海市中心市街地初の「100億ビル」となった。ビルの単位面積あたりの産出量は1平方メートル1.2万に達し、区域経済密度は全市トップとなった。最高なビル品質。世界トップクラスのビジネスビルが軒を連ね、国際ブランドが集まり、外資トップが集積している。今のところ、南京西路のコアエリア範囲内に8棟の超A級オフィスビルがあり、市内全体の割合の40%を占め、市内の商業区の中で最も多い。また、南京西路には上海最高レベルのビル施設、ハイエンド商業および都市複合施設があり、「金三角地帯」、「金五つ星」、太古、華潤、Hinesなどを含むトップクラスの開発企業が数多く存在している。本部経済が最も集積している。代表的な国際金融企業には、ブラックストーン投資、華平投資などがある。有名な外資専門サービス業にはKPMG、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドなどがある。有名ラグジュアリーブランドには、LVMH、ケリング・グループ、リシュモングループなどがある。専門サービスが最も発達している。法律サービス、会計監査、ビジネスコンサルティング、投資管理などの専門サービス業の完成度と集積度は全市をリードしており、GaWCリストでは、KPMG、ベインキャピタル、ローランド・ベルガー、オグルヴィなどを代表とする国際的に有名な専門サービス業のリーディングカンパニーの50%近くが南京西路に集積している。「上海市専門サービス業連盟」は南京西路機能区に設立され、静安区国家サービス業総合改革のモデルケースの大きな注目点となった。高級商業貿易が最も集中しており、南京西路には恒隆広場、興業太古匯、久光百貨、豊盛里など60万平方メートル以上に及ぶ優良商業があり、商業形態がほぼ全面的にカバーされている。世界初の店舗、高級レストランが集積し、世界の高級ブランドカバー率は9割を超え、国内外のブランドが2000以上集結し、世界三大高級品グループを集積し、アジア最大のLVハウス、スターバックス選抜焙煎工房、PRADA栄宅を揃っている。2021年以降、「初販売経済」は静安ビジネスの輝かしいラベルとなっている。2022年上半期、新型コロナウイルス感染症の影響にもかかわらず、静安区に導入された各種ブランドの初出店は42店舗（うち全国初出店が4店舗）で、導入された市内初出店数の5分の1近くを占めた。特筆すべき点として、南京西路商店街は上海市の「初出店」数で長年トップを維持している。7月初め、イタリアの高級ブランドグループOTB傘下の4大パイオニアファッションデザインブランドが同時に錦滄文華広場に進出し、静安の初販売経済の発展のために新たな原動力を注入した。

一河両岸の拡大浸透-溢出効果の最大のメリットを受け取る。上海の「一江一河」の重要な構成部分であり、静安区の「一軸三帯」発展戦略の重点区域である蘇河湾は、上海の中心市街地である蘇州河辺の水の核心区間であり、「一河両岸」水系の恵みを備えた唯一の核心CBDでもある。ここの4.2平方キロメートルの土地に64万立方メートルのA級以上の良質オフィスキャリヤーが搭載され、将来的にはさらに77万立方メートルの供給が予定されている。恵まれた地理的優位性により、蘇河湾の経済発展は最も輝く時期に入った。大手企業の集積が続いている。国内初の国家級人力資源サービス業産業パークは、国内外の有名な人力資源企業411社が入居し、広告・メディア、人力資源などの専門サービス業の集積地となっている。同時に、域内にあるハイエンド資本管理企業の資源が豊富で、ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー、国金賃貸、三井住友徳思私募ファンド管理など多くの国内外の優良企業がここに集まっている。新築ビルは持続的に力を発揮している。蘇河湾センター、上海久光センター、龍盛福新匯、静安国際センター、金融街などの良質な新築ビルの集中的な導入と運営開始に伴い、蘇河湾両岸のビル競争力はさらに高められ、品質、価格、空間の面から南西集中帯と勾配式の対応を形成し、各種企業の発展のために更に合理的な選択空間を提供している。溢出効果は引き続き拡大している。南京西路の溢出効果を引受ける最適なキャリアとして、「グローバルサービスプロバイダ－プラン」の推進の下、バイオ医薬品世界大手のアストラゼネカグローバル研究開発センターが10月に蘇河湾東部盈凱文創ビルで正式にオープンし、静安がバイオ医薬産業クラスターと革新発展の高地を構築することを後押ししている。上海に10年以上根付いてきた国際ブランドCoachとその親会社であるタペストリーグループも、蘇河湾エリアの多元化した建築空間と文脈の特色に目をつけ、今後も蘇河湾エリアに本社オフィスを構える予定だ。

中環の両翼の奥地サポート-産業の革新・統合に活力を与える。中環の両翼の奥地地区は静安CBD新興産業発展の重要な担い手として、エリア内の7.1平方キロメートルの土地に100万立方メートルのA級以上の良質オフィスキャリヤーが搭載されており、将来的にはさらに46万立方メートルの供給が見込まれている。新興産業が盛んに発展している。南翼の大寧地区は環上大国際映画・テレビ園区を拠り所に、映画・テレビ・メディア、eスポーツ・アニメなどの産業を重点的に発展させ、累計315社の映画・テレビ企業がここに設立された。霊石中国eスポーツセンターが正式にオープンし、上海市eスポーツ協会が入居し、33社の有名eスポーツ企業が引き付けられてここに集積して、比較的完全なeスポーツ産業チェーンを構築した。北翼市北高新パークはビッグデータ、クラウドコンピューティング、インダストリアルインターネット、人工知能（AI）などの新興産業に焦点を絞り、データインテリジェンス産業クラスターを構築し、中国電気装備集団科学技術研究院、上海ソフトウェアセンター、アントチェーン、千機科技集団などを含む優良企業を集積している。さらに、ビッグデータ流通・取引技術国家工程実験室、上海市北データ安全研究院などの機能性プラットフォームを建設した。データインテリジェンス企業を累計580社誘致し、パーク内のハイテクノロジー企業は200社以上に達し、市北数智生態園は第1陣の市級デジタル化モデルチェンジ特色模範区に選ばれた。ビル団地の資源が豊富である。近年建設された大寧ビジネスセンター、上海久光センター、壱センター、智匯園などの産業キャリヤーが、データインテリジェンス、文化クリエーティブ、生命健康という3大潜在能力産業の発展に向け持続的にパワーを与えており、新興産業が中環の両翼における集積形態の構築が加速している。新サーキットレイアウトがインキュベーション地に。中環の両翼は産業発展の優位性を十分に発揮し、イノベーション主導を堅持し、新サーキット産業の先見的配置を大いに強化し、デジタル経済、グリーン・低炭素、メタバース、スマート端末などの新サーキットを発展させ、模範力とけん引力を持つ新興技術の策源地と革新要素の集積地を構築する。