11月23日、2022年第4回上海静安国際デザイン祭の開幕式と静安区文化クリエイティブ投資促進大会が静安「800秀創意産業園」で行われた。上海市文化クリエイティブ産業推進指導グループ弁公室の強熒専任副主任、中国共産党上海市静安区委員会の王益群副書記、中国共産党上海市静安区委員会常務委員、宣伝部の莫亮金部長、および市街地の関連部門、デザイン企業の代表らが今回のイベントに出席した。市文化クリエイティブ弁公室の強熒専任副主任、静安区委員会副書記の王益群氏が開幕式であいさつし、4つの文化クリエイティブ産業重点プロジェクトが開幕式で静安に進出することを契約締結した。
今回の上海静安国際デザイン祭は「共生・元創」をテーマとし、世界のデザインモデルに焦点を当て、「持続可能なデザイン、デジタル文化・クリエイティブ」という2つのコア内容を融合させ、5日間にわたり優れた文化・クリエイティブ作品とデザイン成果を集中的に展示・発表する。デザイン企業、業界団体、大学などの専門機関の関係者も同期間中、フォーラムや円卓討論などの形式を通じて、「元年時代」の文化・クリエイティブデザイン業界の輪がいかに協力・共生し、持続可能なデザインのメタエコシステムを構築するかについての話題を共に模索し、文化・クリエイティブ業界の成果の展示と文化・クリエイティブ人材の共生・共育に向け、国際化交流の場を提供する。
このイベントでは、一連のトップ・フォーラムがデザイン業界の将来性に関する話題を取り上げ、業界のリーダーたちが「持続可能なデザイン」についての考えや提案を共有する。例えば、国際的な景観デザイン業界の影響力のあるイベントの一つである「第9回上海景観フォーラム」が、今回のデザイン祭の重要な特別会場として姿を現す。今回のフォーラムには国際的に有名な景観会社のベテランデザイナー15人が代表として招かれ、ポスト新型コロナの公共空間の新たな利用方法から、現在のパンデミックや気候などの環境における景観の多元的な対応策まで、業界の最新の思考と動向を観客に紹介する。中国のB Corp認証企業(B Corps China)と同済大学デザインクリエイティブ学園は「持続可能なファッション」の特別会場を開設し、「持続可能な素材」、「持続可能なデザイン」、「持続可能なクロスオーバー」、「持続可能な未来」の4つのテーマをめぐって共有、対話を行い、ブランドの未来発展の新たな原動力をリードする。
現在注目されている話題のメタバースと結びつけ、樹図ブロックチェーン研究院は最先端の科学者チームと投資機関チームを連れ、メタバースベンチャー投資の注目点をめぐり、ベンチャー投資大会を開催し、アイデア、デザイン、科学技術を融合させることで、メタバースのスタートアップ企業により早くより良い投資チャンスを提供する。聞くところによると、今回のデザイン祭の樹図-徳鼎メタバースベンチャー投資大会には、すでに30以上の起業プロジェクトチームと60以上の投資機関が応募している。文化・クリエイティブ企業サービスプラットフォームであるSANDも、今回のデザイン祭でオープンし、文化・クリエイティブデモンストレーション大会を行われる予定。
青年のクリエイティブ・デザイン名門校の成果展示も、今回のイベントの見どころの一つだ。紹介によると、世界トップのアートデザインプラットフォームであるパーソンズデザインイノベーションセンターと中国現地の持続可能なデザインイノベーションインキュベーションプラットフォームである創極無限(XNode)も、クリエイティブデザイン人材の育成、若手デザイナーのインキュベーションに関する検討を行う予定だ。上海工程技術大学紡織服装学院は、2022級卒業デザイン作品発表会を開催する予定。
過去10年間、静安区の文化・クリエイティブ産業は区委員会、区政府の指導の下、上海の「デザインの都、ファッションの都」と「国際文化大都市」建設の使命と責任を自ら引き受け、「中心市街地の新指標、上海の発展の新たなハイライト」という位置づけの要求をしっかりと把握し、文化・クリエイティブ産業の発展、ビジネス環境が絶えず最適化し、産業の実力が持続的に向上し、ブランド効果が日増しに際立たせ、サービス体系が日増しに改善されることを全力で推進し、上海が国際的な影響力を持つ文化・クリエイティブ産業の中心になることを後押ししてきた。上海静安国際デザイン祭の開催は、産業の交流と相互作用を提供し、発展を促進するプラットフォームであり、地域の文化・クリエイティブ産業がコンセンサスを結集し、力を合わせ、産業発展の新たな活力を引き出し、融合とクロスオーバーの新たな優位性を形成することを支援する。上海静安国際デザイン祭のステージを借りて、世界の優秀なデザイナーと優秀な企業を一堂に集めて交流してもらう。