区建設・管理委員会施煜氏:卓越性を追求し、新たな道へ
原稿発送の期日:2025-07-31 訪問回数:

区长访谈

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ゲスト

施煜

背景紹介

都市更新は民生にかかわり、発展にかかわっています。静安区建設・管理委員会は「両旧改造のスピードアップ、地域更新の統一的計画、ビルのモデルチェンジとレベルアップ、公共空間の質の向上、都市風貌の再建、更新メカニズムの保障」など6分野に焦点を当て、質の高い発展の推進・質の高い生活の構築・効率的管理の実現に力を入れ、新たな情勢における都市更新の発展の道を模索しています。

司会者:

皆さん、こんにちは。今日は静安区建設・管理委員会の施煜主任にお越しいただきました。施書記、こんにちは!

 

施煜:

皆さん、こんにちは!

 

司会者:

都市更新は民生にかかわり、発展にかかわっています。静安区建設・管理委員会は「両旧改造のスピードアップ、地域更新の統一的計画、ビルのモデルチェンジとレベルアップ、公共空間の質の向上、都市風貌の再建、更新メカニズムの保障」など6分野に焦点を当て、質の高い発展の推進・質の高い生活の構築・効率的管理の実現に力を入れ、新たな情勢における都市更新の発展の道を模索しています。施書記、具体的に紹介していただけませんか?

 

施煜:

はい。まず、蘇州河スローモビリティ模範区の試行を展開し、活力あるウォーターフロントエリアを全力で構築しました。蘇州河の両岸で、静安区は川を跨ぐ橋の建設、優良道路の建設、橋の下の景観照明強化、架空線路の地下埋設工事の実施、洪水防止壁の水通し面改造、スローモビリティ区問題点の解決、交通ネットワークの改善を通じて、蘇州河静安区間を都市の奥深さに富んだ居住・就職・旅行に適した空間に構築してきました。

 

司会者:

蘇州河の北岸に位置する北蘇州路公共空間には、比較的広い水辺エリアがありますが。

 

施煜:

はい、この区間は約250メートルあります。改造前には、洪水防止壁と沿岸地面の段差が大きいため、ほとんど「水辺だが水が見えない」状態でした。洪水防止壁の「一から二への改造」プロジェクトを通じて、一級洪水防止壁を低くし、二級洪水防止壁を後退させることで、設計防御基準を満たす同時に、ウォーターフロントエリアの親水性を向上させ、北側の蘇河湾万象天地プロジェクトと結びつけ、道路リフォームと質の高い公共空間のグレードアップを同時に実施し、共同で親水活動空間を構築しました。エリア全体でスローモビリティ試行作業を展開し、地下・地上・空中をリンクする回廊に依拠して立体的なスローモビリティ活動通路を構築し、体系的なスローモビリティネットワークを通じて、ウォーターフロントの開放型公共空間としての体験感を高めました。北蘇州路公共空間では、公共空間全体の市政施設・景観照明・緑化と環境衛生などに対し、一体化・全要素総合メンテナンスを行い、高品質で美しく、全天候の活力に満ちたウォーターフロントエリアを全力で構築しています。

 

司会者:

施書記、計画の初期には、どのような細部を同時に考えなければなりませんか?例えば、ある場所でポケット公園を建設するか、或いは通り沿いの緑地を建設するか? 

施煜:

蘇河湾万象天地プロジェクトを例に挙げましょう。同プロジェクトは蘇河湾ウォーターフロント地域の土地資源不足・公共空間不足・歴史風貌保護難などの課題に積極的に対応し、自然生態と商業サービス、歴史文脈と現代生活が融合されている立体多層インタラクティブな都市空間を構築し、静安の新たなランドマークを形成し、都市更新の新たなモデルを確立しました。

 

司会者:

蘇州河のほかに、静安区には9本の水路がありますが、他の水路に対してはどのような取り組みを行いましたか?

 

施煜:

これらの水路に対して、区河道所は水路管理業務における不足と弱点に焦点を当て、「デジタル化・スマート化」で水路の長期的な保護・管理業務に注力し、9年連続で全市水路保護・管理水準1位を獲得しました。一方、「人による管理+デジタル管理」モデルを模索しました。昨年9月、全市で率先して新型自動化無人清掃船を導入し、市管轄水路のポンプステーションの放水による人力引き揚げ作業の効率と品質が低下している問題を改善しました。

 

施煜:

また、自治により基礎を固め、共同管理・共有する雰囲気を営造しました。「清清護河」ブランドを立ち上げ、清清党群サービスステーションと清清護河ボランティアサービスチームを設立し、「世界水の日」テーマ宣伝、「四進」宣伝、清清護河ボランティア研修などの各種宣伝活動を展開し、市民が水環境に関心を持ち、水知識を学び、水文化を理解し、水管理に参加するよう導きました。

 

司会者:

ご紹介ありがとうございました。歴史風貌の保護と都市更新において、どのような注目点があるかをご紹介していただけませんか?

 

施煜:

南京西路商業圏に位置している、昔「海上第一名園」と呼ばれた張園には、歴史が悠久で、文化的内包があり、ルーツが確かで、奥深さがあります。全市初の歴史風貌区都市更新プロジェクトとして、張園は「保留・改造・解体を同時に進み、保留・保護を中心とする」都市更新理念を積極的に実践し、張園の保護型総合開発を実施しました。

 

施煜:

張園の徴収が正式に開始されてから、全面的に構築された歴史的建築物の「1棟1ファイル」データ成果に基づき、張園は最も厳格な「技術的保護+人による保護」による保護措置を実行しました。その成果として、「歴史風貌区保護型徴収基地保護管理ガイドライン」は、同分野における全市初の地方基準となり、全市の旧街区改造、都市更新徴収保護業務を指導しました。

 

司会者:

歴史建物の原位置保留・保護の前提の下で、張園に対してどのような革新的な取り組みをしましたか?

 

施煜:

歴史建物の原位置保留・保護の前提の下で、張園保護総合開発プロジェクトは、原位置基礎リフト置換、建築移動などの摂動と影響の少ない技術を採用して、ありのままの風貌を最大限に保護し、歴史風貌保護区の修繕と地下空間更新の最大規模を記録しました。周辺の建設中・改築中プロジェクトの地下室とリンクし、車庫の出入り口を借用することで、風貌保護のために地下車庫の出入り口を設置できない課題を解決し、歴史風貌区と周辺の駐車難を緩和しました。

 

施煜:

プロジェクト完成後、ブロック全体の地上と地下空間の貫通及び周辺のオフィスビルやショッピングモールとの相互連携を実現し、人口が密集している中心都市部の土地に対し、節約的な開発利用を実現することができます。

 

司会者:

はい、ご回答ありがとうございます。では次には、「世界最大直径」を持つ「上海初」の垂直掘削地下車庫についてお聞きしたいのですが、駐車難は上海中心都市部が直面している際立った問題の一つであり、早急に解決すべき民生問題でもありますね。

 

施煜:

まず、駐車スペースを掘り起こします。駐車問題が際立っている老朽化した団地に対しては、住宅管理・所属地街道などの部門と連携して、団地内部の交通組織と空間配置を最適化しました。一方、遊休駐車資源の統合を行いました。公共駐車場と道路駐車場という2種類のシーンから着手し、各公共駐車場・車庫と積極的にコミュニケーションを取り、電子契約を交わし、「上海駐車」アプリでオフピーク共有駐車スペースを打ち出し、道路駐車場のスマート化改造を推進し、ハイビジョンカメラ撮影区間で夜間オフピーク駐車機能を開通し、住民に安い価格で夜間駐車サービスを提供しています。

 

司会者:

静安区の駐車施設の土地供給不足に対応して、どのような努力をしましたか?

 

施煜:

静安区は先行試験を行いました。区建設・管理委員会と中鉄十五局は都市公園の緑地などの深層地下空間を革新的に利用し、組立式垂直縦式掘削(シールド)技術を採用し、ビッグデータ・人工知能などの技術を統合して、EUP(Efficient Underground Parking)縦式スマート駐車場を建設し、駐車難の解決に効果的なソリューションを提供しました。従来の駐車場(車庫)に比べて、空間利用率が高く、環境への影響が小さく、建設速度が速く、駐車体験が快適で、適用範囲が広く、社会的利益が良いなどの特徴があります。

 

司会者:

2022年10月28日、「世界最大直径」を持つ「上海初」の垂直掘削(シールド)地下スマート車庫プロジェクトが正式に着工し、プロジェクトに使用された垂直掘削機「ドリーム号」は国産大型航空機C919、福建艦などとともに2022年度中央企業10大「国の重器」の一つに選ばれたことが目立ちます。

 

施煜:

そうです。同プロジェクト完成後、304の駐車スペースが提供できる予定。周辺住民を長年悩ませてきた駐車難を大幅に緩和し、特大都市の中心都市部の駐車難総合管理対策の新たなルートを切り開くようになります。

 

司会者:

次の段階では、どのような仕事を推進する予定ですか?

 

施煜:

今後、区更新弁公室のリーディング機関として、区建設・管理委員会は党の第20期第3回中央委員会全体会議の精神を深く学習・貫徹し、静安区の重点分野と重点地域に引き続き焦点を当て、都市更新のペースを推進し、重大プロジェクトの建設を加速させ、都市部の運営能力と管理水準を絶えず向上させます。

 

施煜:

都市更新は体系的なプロジェクトです。複数のラインの総合管理や複数部門における部門間協力に関わっています。最近、区建設・管理委員会は2025年の計画と「第15次五カ年計画」を編成しています。水道・電気・ガスなど、各専門市政部門を統一的に計画し、区内の他の職責部門と協力して初めから計画を共同で検討し、工事のタイミングを合理的に手配し、公共部分の施工期をできるだけ圧縮することで、市民の日常生活や移動への影響を減らします。我々は、卓越性を追求し、新の道へと進んでいきます!

 

司会者:

共有ありがとうございます。今日のインタビューはこれで終わりになります。ありがとうございました。

 

施煜:

ありがとうございました。また!